「工場勤務」と聞くと収入が低くてコミュニケーションが苦手など、結婚相手にはイマイチというイメージがあるかもしれませんが、日本最大手の自動車メーカー「トヨタ」の工場勤務は違います。
はじめは期間を限定して有期契約で雇用される契約社員「期間工」に焦点をあて、結婚相手として嬉しいメリットを解説していきたいと思います。
トヨタの工場勤務は期間工でも結婚相手としてアリ
トヨタの工場勤務は、期間工でも結婚相手としてどのようなメリットがあるのでしょうか。
月収・年収が良い
トヨタの期間工は、平均月収32万円で平均年収は450万円から500万円と他のメーカーおよび工場勤務に比べると高い収入となっています。
日給で換算すると1万円からスタートし、2年目を迎えると1,000円ほどUPすることも可能です。
勤務年数に合わせて収入UPされる仕組みもあるので、はじめは未経験でも結果的に全国の平均年収を大きく上回ることも可能なのです。
手当も良い
トヨタの期間工には、多くの手当てが支給されるメリットもあります。
入社祝い金
トヨタの期間工には「入社祝い金」があります。
トヨタの期間工に応募して、無事に入社することができれば、20万円支給されます。
さらに初回更新時には「初回更新特別手当」として20万円支給されます。
家族手当
トヨタは期間工で勤務できるメーカーの中で唯一「家族手当」があるメーカーです。
2018年の3月にはじまった制度で、半年勤務すると満18歳未満の実子または養子がいる場合、1人当たり月に2万円も支給されます。
もちろん、正社員に登用された後も支給されます。
食事手当
トヨタの期間工は、出勤日1日につき250円の計算で「食事手当」が支給されます。
食事手当は、一部上場企業でも取り入れている企業は少ないので、とても嬉しい制度ではないでしょうか。
経験者手当
「経験者手当」とは、前にトヨタの期間工として勤務し、6ヶ月以上の期間満了した人のみ支給される手当です。
経験年数が6ヶ月から12ヶ月なら1万円・18ヶ月から30ヶ月なら7万円・35ヶ月であれば10万円が入社時に支給されます。
つまり、一度期間工として勤務し、期間満了して再度働く方に魅力的な手当なのです。
満了慰労金
契約満了時の出勤日数分に応じて支払われる「満了慰労金」もあります。
満了慰労金は、1日当たりの支給額から計算され、出勤日数が多いほど支給金額も高くなります。
1日当たりの支給額も3ヶ月毎に更新されるので、勤務年数も長いほど支給金額が高くなる仕組みです。
ただし、満了慰労金は「欠勤」「遅刻」「早退」「求職」「休日出勤」などは対象外です。
満了報奨金
満了報奨金は、満了慰労金とは別に支給されるてあてです。
これまでの出勤日数に対して、1日1,500円を基準に期間満了時に支払われるのが「満了報酬金」。
これも「遅刻」と「早退」をした日は対象外になります。
赴任手当
遠方から赴任してきた人には、「赴任手当」が支給されます。
初回給与支払い時に2万円の赴任手当が支給されます。
帰任手当
トヨタでは、期間工として契約満了時まで勤務すると、赴任手当と同額金額を「帰任手当」として支給されます。
契約満了金とは別なので、期間工としての期間を満了して地方に帰る場合も費用を抑えられます。
トヨタは正社員登用も目指しやすい
トヨタの工場勤務は期間工から「正社員」を目指しやすいメリットもあります。
トヨタは期間工で勤務できるメーカーの中でもトップ3に入るほど正社員登用を実施しています。
2015から2019年の5年間の実績として、1,620名もの期間工が正社員に登用されています。
正社員になると「年2回のボーナス」そして、「退職金」も支給されるようになるので、結婚相手として嬉しい待遇ではないでしょうか。
まとめ
トヨタの工場勤務は、契約期間が決まっている期間工でも結婚相手としてメリットがたくさんあります。
さらにトヨタの期間工は正社員を目指すこともでき、他の工場勤務よりも収入が高く安定しています。
「工場勤務」というイメージだけで結婚相手として除外しないよう、ぜひ覚えておいてくださいね。