ファッションアイテムの一つとして人気の「ピアス」。
高校生になると「ピアスの穴を開けるか開けないか」で迷う人が増えてきますよね。
ですが、実はピアスの穴は開けない方がいい人もいるんです。
一体、どんな人はピアスの穴を開けない方がいいのでしょうか?
知恵袋の意見や理由などを調査してみたので、ぜひ参考にしてくださいね。
ピアスの穴を開けない方がいい人ってどんな人?知恵袋の意見は3つ!
では、まず知恵袋に寄せられた「ピアスの穴を開けない方がいい人」とはどのような人なのか見ていきましょう。
・校則など規則で禁止されている人
・就職活動中の人
・金属アレルギーの人
この3つの人が知恵袋に寄せられたピアスの穴を開けない方がいい人でした。
その理由に迫ってみましょう。
校則など規則で禁止されている人・就職活動中の人
校則など規則で禁止されている人・就職活動中の人に共通している理由は、「ファーストピアスをずっと付けられず、ピアスの穴が塞がってしまう可能性があるから」です。
一般的にピアスは、穴を開けた時につけたファーストピアスを数ヶ月はずさず、付けたままにする必要があります。
人によってピアスの穴「ピアスホール」が完成する時期は異なり、3ヶ月以上かかる人もいます。
ですが、どんな人でもピアスホールが安定するまでは1年から1年半はかかるんです。
付けっぱなしにできない学校や会社の規則がある場合は、ピアスの穴は開けない方が安全ではないでしょうか。
ファーストピアスをはずせる目安とは?
人によって異なる「ピアスホールの完成時期」。
自分はどれくらいでピアスホールが完成するのか、判断するには以下の項目をチェックしてみてください。
□体液や血液は出ていないか
□化膿していないか
□ピアスホールを指で触れても痛くないか
□ピアスを付けても痛みがないか
□ピアスを動かしても痛くないか
□はずした時に穴があるか
これら6つの項目をクリアしていれば、ファーストピアスを卒業してセカンドピアスにうつることができますよ。
金属アレルギーの人
金属アレルギーの人は、ピアスの素材によって金属アレルギーの症状が出てしまう可能性があります。
金属アレルギーは、金属が汗などによって溶け出してしまい、体内に入り込んで起きる反応のことです。
かぶれや赤み、ブツブツや水ぶくれが金属アレルギーの主な症状です。
金属アレルギーの症状が出てはおしゃれも楽しめません。
なので、金属アレルギーの人もピアスの穴は開けない方が安心と言えます。
金属アレルギーでも安心してピアスの穴を開ける方法はある!
実は、金属アレルギーの人でも安心してピアスの穴を開ける方法はあるんです。
・皮膚科で金属パッチテストを受ける
・金属アレルギーが出にくい素材のピアスを付ける
という方法です。
皮膚科では、何の金属にアレルギー反応が出るか調べる「金属パッチテスト」を受けることができます。
数日間かかることもあるので、時間に余裕がある時に受診してみてくださいね。
そして、金属アレルギーが出にくい素材を選べばピアスを楽しむこともできます。
一般的に金属アレルギーが出やすい素材が、「ニッケル」「コバルト」「クロム」など。
反対に金属アレルギーが出にくい素材が、「チタン」や「プラチナ」「ゴールド」などです。
また、自分が金属アレルギーなのか分からない人は、皮膚科など医療機関でピアスの穴を開けるのが安心ですよ。
「金属アレルギー」の場合だけじゃない!医療機関でピアスの穴を開けるのがおススメの理由
市販されているピアスの穴を開ける人気の機器が「ピアッサー」です。
1個1,500円程度で、ファーストピアスも付いているので、学生の方に人気ですよね。
ですが、ピアッサーなど自分でピアスの穴を開ける「セルフピアス」は、
・理想の場所にピアスの穴を開けられないことがある
・痛みの恐怖で上手く開けられない
・細菌が入って化膿する
などのデメリットもあります。
その点、医療機関でピアスの穴を開けると
・理想の場所にピアスの穴を開けられる
・痛みを抑えるための正しい処置が行われる
・化膿を抑えるための正しい処置が行われる
・安全性が高い医療用のピアッサーが使用される
・金属アレルギーの人でもピアスの穴を開けられる
・正しいアフターケアの指導を受けられる
などのメリットがあります。
ただし、費用は両耳で7,000円から10,000円とピアッサーよりも高額で、学生には少しハードルが高い価格ではあります。
ピアスの穴を開けない方がいい人は他にもいた!
ここまで、
・校則など規則で禁止されている人
・就職活動中の人
・金属アレルギーの人
は、ピアスの穴を開けない方がいい人とお伝えしてきましたが、実は他にもピアスの穴を開けない方がいい人はいるんです。
その人とは、
・福耳の人
・手入れが面倒な人
です。
福耳の人
耳たぶが分厚い「福耳」の人は、ピアスが穴に埋まってしまったり、耳が圧迫されてしまい痛みが感じやすい特徴があります。
また、福耳の人は、小さめのピアスや重量感のあるピアスを付けると耳たぶの厚みが目立ってしまい、おしゃれに見られにくい特徴があります。
手入れが面倒な人
ピアスは、穴を開けた後ピアスホールが完成するまで毎日「洗浄」する必要があります。
また、定期的に「消毒」も必要です。
この「洗浄」と「消毒」をきちんとしなければ、炎症や化膿が起きてしまう恐れがあります。
ピアスの穴を開ける前から「手入れが面倒」だと感じる人は、ピアスの穴を開けない方がいいでしょう。
まとめ
ピアスの穴を開けない方がいい人は、知恵袋では
・校則など規則で禁止されている人
・就職活動中の人
・金属アレルギーの人
が挙げられていましたね。
そして、他にも
・福耳の人
・手入れが面倒な人
はピアスの穴を開けるのはあまりおススメできません。
そして、「理想の場所にピアスの穴を開けるため」や「金属アレルギーの症状を予防するため」などの理由から、少々高額ですが、ファーストピアスは医療機関で行うことをおススメします。
主に「皮膚科」「耳鼻科」「美容外科」で実施されているので、気になる方は一度お近くの医療機関をチェックしてみてくださいね。