飲み物の持ち運びに便利なステンレスタンブラーですが、実は牛乳などの乳製品やスポーツドリンク・果汁ジュースなど入れてはいけない飲み物があります。
なぜ、それらの飲み物をタンブラーに入れてはいけないのか理由を探ってみたいと思います。
ステンレスタンブラーに牛乳などを入れてはダメな理由
実は、タンブラーに牛乳などの乳製品を入れると成分が腐る可能性があるため、タンブラーに入れてはダメなのです。
さらに、そのまま放置した場合、腐敗によってガスが発生しにおいや汚れの原因にもなってしまうのです。
同じ乳製品として飲むヨーグルトも成分の腐敗による危険性が高いためタンブラーに入れて持ち運ぶことは好ましくありません。
少量の牛乳ならOK?冷やしたらOK?
では、牛乳の量を減らしたカフェオレならタンブラーに入れても大丈夫なのかというと答えはNGです。
また、保冷機能があるタンブラーで牛乳を10度以下に保ったとしてもタンブラーに入れない方が良いでしょう。
例え、少量・冷やした状態でも乳製品をタンブラーに入れた場合、水筒内の衛生状態や保冷状態・水筒使用後の管理状態など、様々な原因が積み重なり、腐敗が起こり進行する危険性があります。
必見!タンブラーに入れてはいけない飲みもの
実は、牛乳などの乳製品以外にもタンブラーに入れてはいけない飲みものがあるんです。
炭酸飲料・ドライアイス
炭酸飲料のサイダーやコーラ・炭酸水・ドライアイスは、タンブラーの本体内の圧力が上がり、中せんが開かなくなったり、圧力によっては内容物がふき出たりしてしまいます。
さらに、中せんやコップなども破損して飛散することがあり危険です。
塩分の多い飲み物
スポーツドリンクやお味噌汁・その他スープ類などの塩分の多い飲み物は、タンブラー内側のフッ素樹脂コーティングがさびる恐れがあるのでタンブラーに入れてはいけません。
果汁が含まれる飲み物
実は、オレンジジュースやリンゴジュースなどの果汁が含まれる飲み物もステンレス素材にダメージを与える可能性があるのでタンブラーに入れてはいけません。
お茶の葉・果肉
お茶の葉が混ざったお茶や果肉入りジュース類は、漏れたりフタなどに詰まって故障の原因になるのでタンブラーに入れてはいけません。
象印のホームページのQAにも記載あり
水筒・タンブラーを販売されている象印のホームページのよくある質問で調べてみると…
Q:ステンレスタンブラーに入れてはいけない飲み物はありますか?
A:
・ドライアイスは飲み物がふき出すことがあり、危険なため入れないでください。
・炭酸飲料などは飲み物がふき出すことがあり危険です。
・みそ汁・スープ・昆布茶など、塩分を多く含んだものはさびたり、保温・保冷性能が低下する原因になります。
・牛乳・乳飲料・果汁など成分が腐敗することがあります。
そのまま長く放置した場合は、腐敗によりガス発生し、においや汚れの原因になります。
参考URL:https://www.zojirushi.co.jp/toiawase/faq/
まとめ
持ち運びに便利なタンブラーですが、牛乳などの乳製品を入れてはダメということが分かりました。
せっかく美味しく飲むために持ち運ぶ飲み物なので、体調を崩さないためにも乳製品を入れないように気を付けてくださいね。