主婦がプログラミングを身につけたいと考えることは現実的ではないのでしょうか？
実はこの考えは古く、今プログラミングの世界は大きな人材不足と主婦をはじめとする女性が活躍できる場が増えてきています。
ぜひ、プログラミングに興味がある方は参考にしてみてくださいね。
主婦がプログラミングを身につけたいと考えることは現実的ではない？
結論から言うとそんなことは全くありません。
しかし、なぜ主婦をはじめとする女性がプログラミングに向いていないと考えられてしまうのでしょうか。
感情的という考え方
女性がプログラミングに向いていないと考えられてしまう理由として、まず「女性は男性よりも感情的」という考え方があります。
つまり、女性はプログラミングに必要とされる「論理的思考能力」が欠けているというのです。
しかし、女性の社会進出は進み、論理的な考え方でプロジェクトを進めることができる女性は増えているうえ、男性よりも冷静に仕事を遂行できる女性も多くいます。
働きやすい企業や環境が整っていない
女性は結婚や出産などのライフイベントによって働き方が変わってしまう現実があります。
そんな時に、働きやすい企業や環境が整っていなければ、転職や退職を余儀なくされる女性は多いのです。
つまり、女性が結婚・出産などのバランスがとれる企業や環境が整うかどうかで女性に対するプログラミングのイメージが変わってくると言えます。
2016年に女性活躍推進法を含む「働き方改革」が施行され、女性の能力を理解して働きやすい環境を整えている企業は増えてきています。
働きやすい企業や環境が整うことで、今後女性がプログラミングする機会は増えると予想されます。
IT業界は人手不足
プログラミングをはじめとするIT業界は、現在人手不足です。
平成28年発表の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、IT業界の人材供給は2019年をピークに減少傾向にあります。
その結果、初心者でもプログラミングの勉強を始めるハードルも低くなってきています。
プログラミングの経験が未経験でもホームページを作ったりスマホアプリを製作したりする人もいるほどです。
最近では、企業に入社後、研修などを通してプログラミングスキルを身に付けてもらうことを想定している企業もあり、主婦や女性もプログラミングをはじめやすくなってきています。
女性プログラマーにチャレンジするべき理由
プログラミングに興味があるならば、女性でも主婦でもチャレンジしてみるべきです。
なぜなのか、解説していきたいと思います。
コミュニケーション能力が活かせる
プログラマーはクライアント先に常駐する働き方も多い仕事です。
そのため、クライアント様とのコミュニケーション能力が求められます。
女性のコミュニケーション能力は、男性よりも有利ですよ。
論理的な思考が身に付く
プログラマーの仕事は、論理的思考が身につきます。
問題が起きても落ち着いて原因を探し出す冷静が必要なので、仕事だけでなくプライベートでも役立つ思考が身に付きます。
手に職をつけられる
プログラマーになれば手に職をつけられるということなので、スキルさえあれば多様な働き方が選択できるようになります。
また、プログラミングの仕事は、PCとWi-Fiがあれば在宅でも可能なので家事や子育てをしながら柔軟に働くことができます。
性別によるハンデがない
プログラミングの世界は実力重視の世界に変わってきています。
スキル次第で男性と対等に働くこともできるので、昔ながらの企業によくある「女のくせに生意気だ」などと思われません。
まとめ
主婦がプログラミングを身につけたいと考えることは現実的なことです。
「女性だから」という考え方も変わってきており、女性でも働きやすい企業や環境は増えてきています。
ぜひ、主婦でも女性でもプログラミングに興味をもっている方は参考にしてください。