近年、ごみの分別が定着してきていますがそれでも捨て方に迷うものってありますよね?
その一つが「油の容器」。
その中でも今回は、オリーブオイルの瓶に着目して捨て方を解説していきたいと思います。
オリーブオイルの瓶の捨て方
「ヘルシーリセッタ」や「BOSCO」を販売している日清オイリオのホームページで確認してみると、「容器の分別方法は、全国一律ではなく自治体ごとに決められています。お住まいの自治体が定めるルールにしたがって分別してください。」ということでした。
詳しく調べてみると、瓶と缶は「リサイクルできる自治体」と「燃えないゴミとして処分する自治体」があります。
一度、お住いの地域のホームページを調べてみると良いでしょう。
参考URL:https://www.nisshin-oillio.com/customer/faq_detail.html?category=&page=700&id=4000029
食用油の瓶の洗い方
食用油の瓶をリサイクルとしてゴミを出せる場合、瓶は洗って出す方が望まれます。
ここでは、オリーブオイルをはじめとする食用油の瓶の洗い方を紹介したいと思います。
使うもの
・台所用洗剤
・お湯
・卵の殻
・柄の付いたブラシ
洗い方
まず瓶のキャップをはずしておきます。
次に、台所用洗剤を2.3滴瓶に入れて、お湯を瓶の半分くらいまで入れます。
そして、砕いた卵の殻を瓶に入れます。
瓶の口をおさえて上下に何度かふります。
お湯は熱い方が汚れはよく落ちますが、持つときに危ないので持てる程度の温度に加減しましょう。
最後に泡が無くなるまですすいで完了です。
この洗い方のポイントは「砕いた卵の殻を入れる」ということです。
卵の殻は、炭酸カルシウムという成分が主で、砕いて小さくなった炭酸カルシウムが瓶の内側の汚れをはぎ取ってくれるのです。
ぜひ、捨てるはずの卵の殻を再利用してみてくださいね。
洗い上がりは、指でこすった時に「キュッキュッ」となるほどキレイになっていなくてもOKです。
「どうしてももっとキレイにしたい」という場合には、柄の付いたブラシやスポンジで瓶の中をこするとキレイになります。
ただし、一度食用油の瓶を洗うとブラシやスポンジが油でギトギトになってしまいます。
なので、油専用を用意しておく方が良いかもしれませんね。
瓶以外の部分の捨て方
次に容器の瓶以外の部分の捨て方を解説していきたいと思います。
キャップシール
購入時にキャップに巻かれているシールのことです。
「PET」と記載されており、プラスチックごみとして捨てます。
キャップ
「PE」と記載されており、プラスチックごみとして捨てます。
キャップの取りはずし方
・上ブタを開けて持ったまま、瓶にそって下方向に押しおろします。
・下まで切れてから横方向にむけていきます。
・一周し、回らなくなったら上方向に抜き、上フタを取って完了です。
キャップを取りはずす際は、刃物を使って取るとけがをする恐れがあるので使用しないようにしましょう。
また、気温が下がる冬場はキャップ部分をお湯につけて温めるとはずしやすくなります。
参考URL:https://www.nisshin-oillio.com/customer/faq_detail.html?id=5000096&category=878
ラベル
「PP」と記載されており、プラスチックごみとして捨てます。
オリーブオイル「BOSCO」のラベルシールは、左下の角部分の粘着力が弱くなっておりはがしやすくなっています。
参考URL:https://www.nisshin-oillio.com/customer/faq_detail.html?id=4000203&category=878
「PE」「PP」「PET」は、「PE」ポリエチレン・「PP」ポリプロピレン・「PET」ペットのプラスチック材質名の略ですべてプラスチックとして捨てることができます。
まとめ
オリーブオイルの瓶の捨て方は、「リサイクルできる自治体」と「燃えないゴミとして処分する自治体」があることが分かりました。
ぜひ、お住いの地域のホームページを調べてみてくださいね。
リサイクルできる場合は、卵の殻を活用して洗ってから出すと良いですよ。