赤ちゃんのミルクを作る際、水道水を電気ケトルで温めていませんか?
実は、その方法だと残留塩素やトリハロメタンの除去が不十分なんです。
そこで今回は、電気ケトルと使ったミルク用のお湯の作り方やおススメのティファールの電気ケトルの特徴をご紹介したいと思います。
ミルクを作る時は、水道水ではない水×ティファールで
冒頭でもお伝えしたように、電気ケトルでは水道水に含まれている残留塩素やトリハロメタンの除去が不十分なので赤ちゃんのミルク作りには適していません。
そこで、ティファールなどの電気ケトルでミルクを作る場合におススメなのが「赤ちゃん専用に売られている水」と「浄水器を通した水」です。
「赤ちゃん専用に売られている水」や「浄水器を通した水」には、不純物が含まれていないためティファールなどの電気ケトルを使った短時間の沸騰でも赤ちゃんに安心して与えられます。
しかし、一旦沸騰させて水は雑菌が繁殖しやすいため保存しないようにしましょう。
ティファールの電気ケトルがおススメの理由
「赤ちゃん専用に売られている水」や「浄水器を通した水」を使って赤ちゃんのミルクを作る場合、ティファールの電気ケトルがとても便利です。
参考URL:https://www.t-fal.co.jp/sp/products/CE/kettles/lineup/
お湯を早く沸かすことができる
電気ケトルのメリットは、何といってもお湯を早く沸かすことができるということ。
ミルク用のお湯も1分ほどで沸かすことができます。
ミルク作成後の冷ます時間を短縮できる
ティファールの電気ケトルは、60℃・70℃・80℃・90℃・95℃・100℃の7段階温度の設定ができます。
しかも、100℃に沸騰させてから下げるのではなく設定温度まで加熱する仕様なので、粉ミルク作成時の推奨温度である70℃にすぐに温めることができるのです。
そのため、赤ちゃんが飲めるミルクの温度に冷ますまでの時間を短縮できるのです。
泣いている赤ちゃんを待たせるのは辛いですよね?
そんな時間を少しでも短くしたいママの強い味方です。
高鮮度
次にケトルでは必要な度にお湯を沸かすため、ミルク用のお湯も新鮮です。
粉ミルク製造メーカーである明治のホームページに、ミルク作成には「清潔」「正確」「新鮮」が大切と掲載されています。
もちろん、ミルクを作るお湯も新鮮な方が良いですよね。
https://www.meiji.co.jp/baby/club/category/study/nurse/st_nurse35.html
水道水でミルクを作る場合
水道水で粉ミルク用のお湯を作る場合、水道水を10分以上沸騰させ続け残留塩素とトリハロメタンをしっかりと取り除くことが重要です。
トリハロメタンとは、浄水場や下水処理場の消毒で使われる塩素と水中に存在するフミン質などの有機化合物の反応で生成される副産物で、発がん物質とも言われています。
沸騰直後は3倍程度まで増えるため、やかんなどで10分間沸騰させることでトリハロメタンを消失させる必要があるのです。
また、塩素やトリハロメタンを蒸発しやすくするために、ふたを開けたままの状態で沸騰させる必要があります。
これらの手間を考えると「赤ちゃん専用に売られている水」や「浄水器を通した水」をティファールの電気ケトルでミルクを作る方が効率的と言えるのではないでしょうか。
まとめ
赤ちゃんのミルク作りに水道水を使う場合はやかんや鍋で沸騰・煮沸が必要です。
ティファールなどの電気ケトルを使用する場合は、不純物が含まれていない「赤ちゃん専用に売られている水」や「浄水器を通した水」を使用するようにしましょう。