乾燥わかめは忙しいときの味噌汁の具として重宝します。
今回の記事では、乾燥わかめの戻し方、そのまま味噌汁に入れても食中毒は大丈夫なのかどうかを検証します。
乾燥わかめの戻し方、食中毒は大丈夫?
味噌汁に入れる場合には問題ありませんが、過去には乾燥わかめを水で戻したのちに海藻サラダとして生で食べた場合に、食中毒が起こった事例があります。
ですので、もし生で食べたいときには生食用のわかめを使った上で、生肉を調理したあとは手や調理器具をよく洗って、食中毒を防ぐ意識を持つことが大切です。
湯通しをすると食中毒の予防になる
乾燥わかめの戻し方としては、ボウルに張ったたっぷりの水に5分程度浸し、最後にサッと熱湯で湯通しすると良いでしょう。
湯通しをすると食中毒の予防になるだけでなく、ふっくらとした食感に仕上げることができます。
ただし、乾燥わかめを長時間水に浸しっぱなしにしてしまうと食感が落ちてしまいますので、忘れずに5分程度で水切りをするようにしてくださいね。
そのあとカットされている乾燥わかめの場合にはそのまま使うことができますが、カットされてない乾燥わかめを購入した場合には、料理の用途に合わせてお好みの大きさに切る必要があります。
乾燥わかめを味噌汁に、そのまま入れていいの?
回答としては、出来ればあらかじめ水で戻したものをお椀に入れて、その上から味噌汁を注いだ方が良いでしょう。
その方が色がキレイで歯応えもシャキシャキしていて美味しいですよ。
また、もし残った場合にはよく水切りをしてタッパーに入れておけば冷蔵庫で2~3日保管することができます。
乾燥わかめは戻すと10~12倍もの量になりますので、注意してくださいね。
デメリットはある?
もし乾燥わかめを水で戻しておかないと、塩分をたくさん摂取してしまうというデメリットがあります。
カットわかめだと、なんと100g中に24.1gもの塩分が含まれているのです。
ですので、味噌汁を作る際には味噌の量を少し少なくするなどの工夫が必要でしょう。
乾燥わかめを味噌汁に入れるタイミング
乾燥わかめを戻すときは水で行わないと柔らかくならないため、お味噌汁にそのまま入れてしまうのはおすすめできません。
1度水で戻したものをお椀に入れて、食べる直前に味噌汁を注ぐと良いでしょう。
また、ワカメはグツグツと煮ると食感が悪くなってしまいますので、味噌汁で長時間火にかけることは避け、食べる前に軽く温める程度に留めましょう。
まとめ
乾燥わかめをそのまま味噌汁に入れてしまうことはおすすめしません。
理由としては、塩分が強すぎてしょっぱく感じてしまうだけでなく、長時間熱湯で煮ることで、食感も落ちてしまうからです。
基本的に乾燥わかめは水に5分程度浸すことで戻すことが出来ますが、もし乾燥わかめを海藻サラダで使う場合には、湯通しをすることで食中毒を防ぐことができます。
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