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60代主婦が孤独を感じやすいのはどうして?友達をつくるおススメ行動とメリットも解説

子育てや親の介護が落ち着き、自分時間が増えるのが「60代主婦」。

ですが、気づけば気さくに話せる友達が近くにいないという60代主婦は「孤独」を感じやすくなります。

そこで、今回は60代主婦が「孤独を感じやすい理由」や「友達をつくるためのおススメ行動」「友達をつくるメリット」を解説していきます。

60代の専業主婦が孤独を感じやすい理由

落ち込む女性

内閣府が行った「第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」の結果、

・60歳から64歳で「親しい友達がいない」と答えた割合が全体の36.4%

・65歳から69歳で「親しい友達がいない」と答えた割合が全体の32.5%

でした。

この割合は他先進諸国と比較すると高く、日本では「親しい友達がいない」と感じている60代が多いことが分かります。

参考:(内閣府|第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査)

では、なぜ60代主婦が孤独を感じるのか、理由を見ていきましょう。

女性ホルモンの減少

女性は、40代から50代頃に女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が減ってきます。

エストロゲンの減少は、身体的にも精神的にも不調を生じやすくなります。

40代から50代頃に不調を生じやすいものの、まだまだ60代でも不調を生じることもあります。

そして、身体的・精神的不調は、些細なことで不安や孤独を感じやすくなるんです。

さらにエストロゲンの減少によって、肌が乾燥しやすくなりハリを失っていきます。

そういった外見の変化も人と会う機会を減らしてしまう要因になり、余計に孤独を感じやすくなってしまいます。

生活がつまらない

子育てにやりがいや生きがいを感じる女性は多いと思います。

しかし、60代主婦は子どもの手が離れ、やりがいや生きがいを失ってしまうのです。

すると、生活の中にハリが無くなりつまらなくなっていきます。

その結果、ふとした瞬間に「孤独」を感じてしまいやすくなります。

家族とのつながりが減る

子どもの手が離れると同時に60代主婦は親の死に直面することも孤独を感じる理由の1つです。

子ども・親、そんな家族とのつながりが減り、1人の時間が増えることも60代主婦が孤独を感じやすい理由なのです。

60代主婦が友達をつくるためのおススメ行動

「今から友達づくり?」と60代から友達をつくることを難しく感じるかもしれませんが、興味のある行動からで良いので、ぜひ参考にしてください。

仕事をする

60歳を過ぎも働くことができる職場はあります。

特に主婦の方は、長年培ってきた「家事」や「育児」を活かせる仕事がおススメです。

また、マンション管理や清掃業などもおススメです。

体と頭を使うことで認知症予防にもなります。

ぜひ、ご自身のスキルや趣味を活かして就職活動をしてみてはいかがでしょうか。

人生まだまだ充実させられますよ。

習い事をはじめる

習いごとの中でも複数人で行う習い事がおススメです。

60代主婦であれば、「ヨガ」「テニス」「ゴルフ」「体操」「音楽」「語学」「陶芸」などがおススメです。

地域の活動に参加する

お住いの地域に自治体の活動がある場合は、参加してみることをおススメします。

「同年代の方が集まるお茶会」や「児童の登下校の見守り」など、ご近所とのお付き合いが作りやすいメリットがあります。

また、地域の方とお付き合いをしておくことで、自分が非常の時に助けてもらえる可能性も高くなります。

ボランティア活動に参加する

長年培ってきたスキルや趣味を活かしてボランティア活動に参加してみるのもおススメです。

「児童の学習支援」や「犬や猫のお世話」「介護」など、60代以上でも参加できるボランティア活動は様々あります。

SNSをはじめる

近くに住んでいない人とも友達になれるSNSをはじめてみるのも一つです。

シニア向けの友達づくりの掲示板やアプリもあります。

自分と同じように友達を作りたいと思っている人が多いので、打ち解けやすいメリットがあります。

また、会っていないからこそ話せることもあるのではないでしょうか。

60代主婦が友達をつくるメリット

幾つにもなっても友達をつくることにはメリットがあります。

特に60代主婦のメリットをご紹介したいと思います。

孤独を感じにくくなる

仕事をしたり、習い事をはじめたり、行動を起こすことで「孤独」を感じにくくすることができます。

会話は心の支えになり、支えてあげることもできます。

「主婦は家が居場所」という考えから脱却し、新しい居場所を作ってみると良いでしょう。

認知症予防

友達との会話や共同作業は、認知症予防に効果的です。

家に1人で引きこもっていては、認知機能が低下する恐れがあります。

日頃から人と交流をもつことで認知機能が低下するスピードを遅くすることできるので、ぜひ積極的に友達づくりをしていきましょう。

運動になる

仕事をしたり、習い事をはじめたりすることで体を動かすきっかけになります。

スポーツ系の習い事でなくても職場や習い事に行くことだけでも運動になります。

ずっと家にいるよりも体も心も健康的ですよ。

まとめ

60代主婦が孤独を感じやすい理由は、「女性ホルモンの減少」や「生活がつまらない」「家族とのつながりが減る」ことが考えられます。

ですが、60代を過ぎても友達をつくることは、孤独を感じにくくなったり認知症予防にもなります。

ぜひ、仕事をしたり、習い事をはじめたり、ご自身の興味があることからで良いので、何か行動をはじめてみてくださいね。

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