スナックなどの飲食店にあるカウンターで接客やドリンクを作る「カウンターレディ」という仕事。
今、若い女性の間では特にガールズバーのカウンターレディの仕事が人気を集めているんです。
ですが、カウンターレディという仕事は「危ない」とも言われているのが事実。
今回は、なぜカウンターレディの仕事が危ないのか、デメリットやメリットなどを紐解いていきたいと思います。
カウンターレディが危ない・デメリットがあると言われている理由
カウンターレディの仕事が危ない・デメリットがあると言われている大きな理由は3つ。
「ストーカー被害に遭う危険がある」「暴力行為に遭う危険がある」「性的被害に遭う危険がある」という理由です。
ストーカー被害に遭う危険がある
夜のお酒を共にする仕事の危険は、男性の「お客様」が徐々に「ストーカー」へ変化してしまうことがあるということです。
特に
・恋愛経験が少ない
・連絡がしつこい
・お店以外で会おうとする
・プレゼントが多い
特徴のある男性は危険です。
お店に相談したり、場合によっては警察に相談するのも一つです。
できるだけ一人にならないようにも気を付けましょう。
暴力行為に遭う危険がある
カウンターレディは、お酒に酔ったお客様から暴力行為に遭う危険があります。
ただ、どんな理由であっても暴力行為は許されません。
「逮捕」とまではいかなくても警察へ「通報」しましょう。
「お得意様だから」と従業員の身よりもお店のことを気にして通報してくれないお店であれば、辞めることをおススメします。
性的被害に遭う危険がある
カウンターレディは、カウンター越しの仕事がメインなので男性に体を触れられるなど、過度な接客をする必要がほとんどありません。
ですが、自分は仕事をしているだけでも男性からは性的な目で見られる可能性はあります。
カウンター越しでも手に触れようとしてきたり、プライベートな質問をしてくる男性には気を付けましょう。
他にも
・お酒が好きじゃないとしんどい
・長時間の立ち仕事で体力的に厳しい
・会話が中心なので人間関係がストレスになる
などのデメリットがあるのがカウンターレディという仕事です。
デメリットだけじゃないカウンターレディという仕事のメリット
もちろん、カウンターレディという仕事にはメリットもあります。
時給が高い
カウンターレディの時給は、平均約1,996円と他のアルバイトやパートよりも高いことが分かります。
短期間でガッツリ稼ぎたい方や安定した収入が欲しい方におススメです。
会話のスキルがアップする
カウンターレディは、カウンター越しにお客様と会話をすることがメインの仕事です。
話を聞くスキルが身についたり、自分の夢に詳しい話を聞けるなどのメリットがあります。
会話のスキルは、生きていく上で活かせる一生モノのスキルなので、身に着いて損はないでしょう。
過度に体を触れることが少ない
カウンターレディは、基本的にお店のカウンター内にいるのでお客様に過度に体を触れられる機会が少ない仕事です。
一定の距離を保ちながら接客業をしたい女性におススメです。
料理が上手になる
カウンターレディは、お酒を作ったりちょっとしたおつまみを作るお店もあります。
仕事を通して料理が上手になるメリットもあります。
安全なお店を見つけて安心して働く方法
カウンターレディをやってみたい場合は、安全なお店を選んで安心して働けるようにしましょう。
ポイントは4つ!
①お店の評判を調べる
まずは、応募をする前にお店の評判を口コミサイトやSNSで調べましょう。
ホームページがあるお店の方が安全ですよ。
②身元確認をするか
面接の際など、お店側が自分の身元確認をするかを確認しましょう。
身元確認をしないお店の場合、従業員側にも危険な人がいる場合があります。
安全・安心して仕事をしたい場合は、自分の身元確認をきちんとしてくれるお店を選んでくださいね。
③相談できる人がいる
「お店の評判は良い」「身元確認はした」、というお店でもカウンターレディの仕事をする上で危険を感じた場合、すぐに相談できる人がいなければいけません。
店長でも同僚でも自分が信用できて相談できる人を作るようにしましょう。
④人が作ったお酒には注意する
基本的にカウンターレディは自分が飲み物を作る立場ですが、もし他の誰かが作った飲み物を飲む場合は注意が必要です。
最近、睡眠薬を入れられた飲み物を飲んで性的被害に遭った事件が後を絶ちません。
お酒を作ってもらう時は、その場に居合わせて何もされていないかを確認するようにしましょう。
まとめ
カウンターレディの仕事が危ないと言われる理由は大きく3つありましたね。
「ストーカー被害に遭う危険がある」「暴力行為に遭う危険がある」「性的被害に遭う危険がある」ということです。
ですが、カウンターレディには「時給が高い」「会話のスキルがアップする」など一生モノのメリットもあります。
「安全なお店を見つけて安心して働く方法」を参考に、ぜひ一度きりの人生を楽しんでくださいね。