「忙しくて靴を手洗いする時間が無い方」や「靴を上手くキレイに洗えない方」におススメなのが、「靴のコインランドリー」です。
衣類のコインランドリーの中に設置されている「スニーカーランドリー」という靴専用のコインランドリーで、靴を洗うことに特化しています。
ですが、「ボロボロになるんじゃない？」と心配される方も多いと思います。
そこで、靴のコインランドリー「スニーカーランドリー」のデメリットとメリット、ポイントをご紹介していきたいと思います。
コインランドリー「スニーカーランドリー」は靴がボロボロになる？
衣類のコインランドリーに設置されている靴専用のコインランドリー「スニーカーランドリー」。
靴用に小さめのサイズで、洗濯機の内側には大きなブラシが付いています。
そのブラシが、洗濯機が回転するたびに靴をブラッシングして、靴をキレイにしてくれる仕組みをしています。
内側で靴が転がってぶつかり合い乾燥器は別になっているため、靴が傷みにくい特徴をしています。
ですが、
・ブランド品などの高級な靴
・革靴
・長靴
・ブーツ
・パンプス
・ゴルフシューズ
・スパイク付きの靴
・スリッパ
は、スニーカーランドリーで洗ってしまうとボロボロになってしまう可能性があります。
さらに、問題が無さそうな「スニーカー」でも、
・違う素材を組み合わせたコンビ素材のスニーカー
・天然皮革やスウェード素材のスニーカー
・インディゴなど特殊染料を使ったスニーカー
は、色落ちやボロボロになる可能性があるため使用はおススメできません。
スニーカーランドリーはデメリットを知った上で利用しよう
スニーカーランドリーを利用する前にデメリットがあることも知っておいて下さい。
ソール部分に蓄積された汚れは落ちにくい
スニーカーランドリーでも、靴の土台となるソール部分に蓄積された汚れは落ちにくいんです。
その上、靴に汚れがついたままでスニーカーランドリーに入れてしまうと細かい汚れの粒子が研磨剤となって、スニーカーの表面を傷つけてしまいます。
ソール部分など汚れがひどい靴は、スニーカーランドリーに行く前に軽く汚れを落としてから行くことをおススメします。
染み込んだ汚れは落ちにくい
スニーカーランドリーは、汚れて間もない汚れを落とすことは得意ですが、長年洗っていない靴や汚れが繊維の奥まで染み込んだ靴の洗濯は苦手です。
色落ちすることがある
スニーカーランドリーでは、専用の機械で一気に靴を丸洗いするため、色が付いている靴は色落ちする可能性があります。
もちろん、スニーカーランドリーで靴を洗うことにはメリットもあります。
次に詳しく見ていきましょう。
スニーカーランドリーのメリット
スニーカーランドリーで靴を洗うメリットは、「早い」「安い」「臭いが消せる」という点です。
早い
スニーカーランドリーは、「洗濯20分」「乾燥20分」とスピードが早いことが大きなメリットです。
自宅で手洗いすると40分で乾燥までできませんよね。
機械に入れてボタンを押すだけという手軽さ。
さらに、20cm上の大人用の靴であれば1回で2足まで、子供用の靴であれば1回で4足まで洗うことができるので、とっても時短になりますよ。
安い
スニーカーランドリーは、「洗濯200円」「乾燥100円」という値段。
1回で2足以上洗濯できるので、洗剤代・ブラシ代・水道代そして労力を考えると、なかなかコスパが良いことが分かります。
臭いが消せる
スニーカーランドリーでは、汚れた靴をしっかり丸洗いできるので、気になる臭いまでスッキリ落とすことができます。
これは定期的に通いたくなりますね。
スニーカーランドリーで靴を洗う上でのポイント
最後にスニーカーランドリーで靴を洗う上でのポイントを2つご紹介したいと思います。
靴ひもを強くむすぶ
靴ひもは洗濯中に外れると機械の詰まりや故障、靴をボロボロにしてしまう原因にもなるので強くむすぶようにしましょう。
もしくは外してしまってもOKです。
中敷きをはずす
中敷きをはずしてからスニーカーランドリーに入れることで、スニーカーの内側の汚れが取れやすくなります。
また、中敷きも一緒に洗えるので中敷きもよりキレイになります。
足は、1日でコップ1杯の汗をかいています。
その汗を受け止めているのが「中敷き」です。
蓄積された雑菌は臭いのもとにもなるので、中敷きを洗うことはとっても衛生的なんですよ。
まとめ
衣類のコインランドリーにある靴専用のコインランドリー「スニーカーランドリー」。
「靴がボロボロになるんじゃない？」と心配される方も多いと思いますが、正しい使い方をするとコスパがよく衛生的なコインランドリーであることが分かります。
ぜひ、靴の汚れや臭いが気になる方は「スニーカーランドリー」を正しく使ってみてはいかがでしょうか。