「独身で頼れる人がいない」という人は、病気になった時や老後の心配など不安も多くあると思います。
特に日本人は、「恥の文化」というものがあり、「助けを求めることにためらいがある」と考える人が多くいます。
また、知らない人と関わることに恐怖や不安を感じる人も多くいます。
そこで、「頼る人がいない独身の人が人と関りをもつ方法」や「気軽に相談できる窓口」を紹介していきたいと思います。
頼る人がいない独身の人が人と関りをもつ方法
独身で頼る人がいない人は、その時々の寂しさや孤独だけでなく将来的な不安もあると思います。
しかし、ちょっとした行動で人との出会いや関りをもつこともできます。
もしかするといざという時に頼れる人ができるかもしれませんよ。
趣味を作る
まず、趣味を作ることがおススメです。
寂しさや孤独を感じる時間を趣味に費やすことができれば、寂しい気持ちも和らぎます。
また、共通の趣味の集まりなどがあれば参加することで人との交流をもつことができます。
地域と関わりをもつ
最近は、地域の付き合いが希薄にはなってきていますが、「朝、同じタイミングで会う人には挨拶をしてみる」「町内会に参加してみる」「集会やイベントに参加してみる」など、地域の人との関りをもってみるのも一つです。
ボランティアに参加する
「頼れる人がいない」という人の特徴に「出かける機会が少ない」ということが挙げられます。
まず、簡単なボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
誰かの役に立つ行動をすることで孤独な気持ちが薄れてきます。
そして、「時には自分も誰かを頼ってみようかな。」と考えられるようになるかもしれません。
「人の役に立ちたい」という気持ちが強い人がボランティアに参加しているので、自分の悩みや不安も相談に乗ってくれる人が見つかるはずです。
SNSをはじめてみる
現代にはSNSがあります。
SNSは、「地域」や「年齢」「趣味」など自分と同じような人とつながりをもちやすい特徴があります。
はじめは、「ネット上の付き合いは怖い」と思うかもしれませんが、共通の趣味や似た境遇の人と出会えることで寂しさも薄れることでしょう。
さらに、顔が見えないことで悩みを打ち明けやすいというメリットもあります。
事件や事故に巻き込まれないように注意は必要ですが、うまく活用することで頼れる人と出会えるチャンスかもしれません。
気軽に相談できる窓口
独身やシングルマザー・ワンオペ育児のママ・死別など頼る人がおらず、孤独を感じる人はまず相談できる窓口があることを覚えておいてください。
そして、いざという時は相談するようにしましょう。
日本は相談できる公的機関や非営利団体「NPO」が他の国より充実しているんですよ。
厚生労働省の専門相談機関もあります。
働く人向けの相談機関ですが、「電話」「SNS」「メール」で悩みを相談することができます。
参考URL:https://kokoro.mhlw.go.jp/
他にもオンラインカウンセリングや電話無料相談など様々な形で悩みを相談できる窓口があります。
ぜひ、ご自身が相談しやすい窓口をホームページなど参考に探してみてくださいね。
まとめ
頼る人がいない独身の人は、人と関りをもつことで寂しさや孤独を解消できる可能性があります。
「孤独」は、早死にのリスクやアルツハイマーになってしまうリスクを高めることも明らかになっています。
ぜひ、ご自身の頼れる人を見つけるためにも人との関りのステップを踏んでみてはいかがでしょうか。