髪の毛のクセを真っすぐにしてくれる「縮毛矯正」、髪の色素を抜く「ブリーチ」。
オシャレとして、「縮毛矯正してるけどブリーチしたい」と思っている人、多いと思います。
でも、何となく髪には悪そう…って気がしまうよね。
実際、縮毛矯正をした髪にブリーチはできるのか?
知恵袋の意見をもとに真相を解明していきたいと思います。
「縮毛矯正してるけどブリーチしたい」は叶う?知恵袋では賛否両論
「縮毛矯正してるけどブリーチしたい」、そんなオシャレ心は叶うのか?
まずは、知恵袋の意見を見ていきましょう。
ブリーチできる
・髪が丈夫な方なのでブリーチしている
・髪の毛が丈夫な人なら可能
・腕の良い美容師を見つければできる
・ブリーチは難しくてもハイライトならできる場合がある
ブリーチできない
・できたとしてもその後の髪のダメージがヤバい
・縮毛矯正をしている髪にブリーチできる腕をもった美容師が少ない
・取り返しのつかないダメージを受けるリスクがある
と、縮毛矯正してる髪にブリーチもできるという意見もあればやめておくべきという意見に分かれていますね。
ただ、「ブリーチできる」という意見を見ても誰でも可能なわけではなく、人の髪質によることが分かります。
縮毛矯正してる髪にブリーチができる人はどんな人?
知恵袋の意見にもあるように縮毛矯正してる髪にブリーチは、できる場合とできない場合があるのが事実です。
縮毛矯正してる髪にブリーチができる人は、
・蓄積したダメージがほとんどない人
・耐性がある人
に限られます。
蓄積したダメージがほとんどない人
カラーやパーマを繰り返している髪はすでに大きなダメージを負っています。
そこに縮毛矯正やブリーチをしてしまうと髪はさらにダメージを受け、髪が切れたり溶けてしまう恐れがあります。
さらに、カラーやパーマを繰り返していなくても、髪の毛は日常生活の紫外線やドライヤー、タバコや睡眠不足・栄養バランスの悪い食事などでもダメージを受けています。
つまり、縮毛矯正をしてる髪にブリーチができる人は、髪質が非常に良く、ハリやコシのある人というわけです。
耐性がある人
健康で耐性がある髪の毛は引っ張っても弾力があり伸びますが、ダメージを受けたり耐性がない髪の毛は引っ張ると簡単に切れてしまいます。
髪に耐性がある人は、縮毛矯正とブリーチをしても髪へのダメージを抑えることができるので施術することができます。
ただし、
・蓄積したダメージがほとんどない人
・耐性がある人
は、非常に稀なケースなので、ほとんどの人は縮毛矯正してるとブリーチはできないと思っておきましょう。
縮毛矯正をしてる髪にブリーチをする上での注意点
例え、髪に蓄積したダメージがほとんどなく耐性がある人でも注意点が2つあります。
それは、
・ブリーチした部分の縮毛矯正は今後難しくなる
・ブリーチによって縮毛矯正がとれる
ということです。
ブリーチした部分の縮毛矯正は今後難しくなる
ブリーチをした髪は、大きなダメージを受けています。
そんなダメージを受けた髪の毛は、薬剤を使って強いパーマをかける縮毛矯正に耐えられないのです。
髪が痛むのはもちろん、髪が切れたり溶けたりする恐れがあります。
ブリーチによって縮毛矯正がとれる
縮毛矯正とは、髪の毛のたんぱく質結合を一度切ってからストレートアイロンをあて、その後再結合させる施術です。
しかし、ブリーチをすることによって結合されたたんぱく質が壊れてしまうため、せっかくあてた縮毛矯正がとれてしまうのです。
以上の注意点を理解したうえで「縮毛矯正」「ブリーチ」を行うようにしてくださいね。
「縮毛矯正」も「ブリーチ」も叶えるには日ごろからのヘアケアが重要
縮毛矯正をしてる髪にブリーチをするには、
・蓄積したダメージがほとんどない人
・耐性がある人
ということをお伝えしました。
つまり、「縮毛矯正」も「ブリーチ」も叶えるには日ごろからのヘアケアが重要というわけです。
シャンプー・トリートメント選び
髪にハリやコシを与えるには「亜鉛」が配合されたシャンプーやトリートメントがおススメです。
亜鉛を髪に取り入れることで、髪のキューティクル同士をしっかり閉じ込めることができ、ハリとコシが生まれます。
頭皮を揉みこむように洗う
シャンプーをする時は、髪同士をすり合わすのではなく、頭皮を揉みこむように洗いましょう。
また、シャンプー剤をそのまま髪で泡立てるのではなく、手で泡立ててから頭皮に揉みこむのもポイントです。
トリートメントを流す前には、粗めのくしで髪をとかすと髪全体にトリートメント成分が浸透し、手触りが良くなります。
そして、最後にシャンプー・トリートメント共に洗い残しが無いようにしっかり洗い流しましょう。
濡れた髪はきちんと乾かす
濡れた髪の毛は、キューティクルが開いている状態です。
摩擦などによって髪が痛む原因になるので、タオルドライをしてから早めにドライヤーで乾かしてくださいね。
ドライヤーの前には、ケア成分が配合されたヘアオイルやヘアクリームを少量つけて、くしで軽くとかしてからドライヤーをしていきましょう。
ドライヤーは、まず根元を強めで乾かし、大体乾いたところで毛先を弱風で乾かしていきます。
そして、最後に冷風でキューティクルを閉じましょう。
バランスの良い食事
健康的な髪の毛を作るには、バランスの良い食事も大切です。
・髪のもととなる「たんぱく質」
・たんぱく質の一種「ケラチン」の生成に必要な「亜鉛」
・髪の毛に酸素を届けてくれる「鉄」
・髪と頭皮の健康維持に必要な「ビタミン」
を意識して摂るようにしていきましょう。
縮毛矯正した髪をブリーチするのは10日以上あけてから!
オシャレをしたい時、「早くあれもしたい。」「早くこれもしたい。」と焦ってしまいがちですが、縮毛矯正とブリーチは焦るとかえって失敗してしまいます。
最低でも1週間、理想で言えば10日以上は間隔をあけるようにしましょう。
焦ってブリーチしても髪へのダメージが大きく、ブリーチの質が落ちてしまったり色落ちが早くなってしまいます。
焦りは禁物ですよ。
まとめ
「縮毛矯正してるけどブリーチしたい」というオシャレ心は、知恵袋をもとに真相を解明した結果、
「・蓄積したダメージがほとんどない人
・耐性がある人なら可能」
と非常に稀なケースであることが分かりました。
どうしても縮毛矯正もブリーチも諦められない方は、日ごろからのヘアケアに気をつけて、美容師さんにOKをもらえる髪にしていきましょうね。