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ミルクを作る湯冷ましは冷蔵庫で保存した方が良いの?湯冷ましの正しい作り方とは?

赤ちゃんのミルクを作る時に使う「湯冷まし」。

一度作った湯冷まし用の水はどのように保存するのが良いのでしょうか?

冷蔵庫に入れるべきかなど解説していきたいと思います。

ミルクを作る湯冷ましは冷蔵庫での保存がおススメ

ミルクを作る際に使用する湯冷ましは、冷蔵庫で保存することをおススメします。

その理由は、冷蔵庫に保存する方が雑菌の繁殖を防げるからです。

湯冷ましに使用する水は、一度沸騰させ塩素が抜けているため、雑菌が繁殖しやすいので、保存ボトルや保存容器に入れて冷蔵庫での保存がベストです。

もちろん、保存ボトルや保存容器も消毒が必要です。

湯冷ましの保存ボトル・保存容器におススメの物とおススメではないもの

赤ちゃんに安心して飲んでもらいたいミルク。

その際に使用する保存ボトルや保存容器にも気を付けなければいけません。

哺乳瓶

哺乳瓶を湯冷ましの保存ボトルとして使うことはおススメします。

ガラス製の哺乳びんであれば、ミルクの時と同じように煮沸消毒でき、清潔に保つことができます。

何よりもママが使い慣れているというメリットがあります。

プラスチック

プラスチックのボトルや容器も哺乳瓶と同じように哺乳瓶の消毒液を使用することができるのでおススメです。

ステンレス

ステンレスは、哺乳瓶の消毒液は使えませんが「キッチン泡ハイター」などの漂白剤を使用できるのでおススメです。

2分程放置した後に十分にすすいで消毒しましょう。

飲み口にパッキンが付いたものはNG

湯冷ましを保存する時におススメではないのが「飲み口にパッキンが付いたもの」です。

パッキン部分に菌や汚れが付着しやすく、お手入れが不十分な場合、衛生面に問題が生じるからです。

ペットボトルもおススメできない

ペットボトルは、お湯を入れると素材が溶ける可能性がある上、お手入れがしにくいのでおススメできません。

湯冷ましの作り方。おススメはウォーターサーバー

一般的な湯冷ましの作り方は以下のとおりです。

1.やかんや鍋に水を入れ、フタを開けたまま強火で沸騰させる

2.沸騰したら、さらにそこから15分以上煮沸する

3.15分以上煮沸したら、お湯が人肌の温度になるまで冷ます

2で、15分以上煮沸する理由は、有害物質の「トリハロメタン」を消失させるためです。

水道水にはトリハロメタンが含まれている可能性がありその量は沸騰直後に増加します。

しかし、煮沸を続ければトリハロメタンは消失するので15分以上火にかけることが必要になるのです。

湯冷ましに電気ケトル・電気ポットはおススメしません

湯冷ましを作る際に、電気ケトルや電気ポットを使用することはおススメしません。

その理由は、一般的な湯冷ましの作り方にもあるように煮沸し続けなければ、トリハロメタンが除去されず残ってしまうからです。

ウォーターサーバーはおススメ!

ウォーターサーバーがあれば、簡単に湯冷ましを作ることができるのでおススメです。

現在のウォーターサーバーの多くが温水・冷水機能があり、温水・冷水を混ぜ合わせるだけで簡単に適温の湯冷ましを作ることができるのです。

さらに、ウォーターサーバーの水には塩素やトリハロメタンなどの不純物が含まれていないため、安心して赤ちゃんに与えることができます。

ただし、ボトルの差し込み口や注ぎ口を清潔に保つように気を付けましょう。

まとめ

ミルクを作る際に使用する湯冷ましは、一度作ったら冷蔵庫で保存することをおススメします。

2日~3日の保存は可能ですが、できれば毎日新しい湯冷ましを作るようにしましょう。

もし、そのような手間が負担になるのであればウォーターサーバーを使用するのも一つの方法ではないでしょうか。