「孫が欲しい」と願っている親と独身の子ども。
なぜ、親は「孫が欲しい」と言うのでしょうか。
その心理と親が子どもにできることを解説していきたいと思います。
「孫が欲しい」と独身の子どもに言ってしまう親の心理とは?
独身の子どもからすると耳が痛くなる話ですが、「孫の顔が見たい」と言ってくる親は今も多数います。
なぜ、親は「孫が欲しい」と言うのでしょうか?
子どもの幸せを願っている
まず、「孫が欲しい」ということは「結婚をする」ということです。
親は、我が子が結婚をして家庭をもってくれることで安心します。
そして、孫がいるということは我が子が歳をとった時に面倒を見てくれるかもしれない人がいると考えているのです。
早く結婚して欲しい
「孫が欲しい」という親は、子どもに「早く結婚してほしい」と間接的に伝えたいのです。
「早く結婚してほしい」と願っていてもなかなか直接言えないため、孫の話を出すというわけです。
自分のDNAを残したい
人間は本能的に「自分のDNAを残したい」と考える生き物です。
そのため、自分のDNAを残すことができる子どもに「孫が欲しい」と言ってしまうのです。
子ども家族とつながりをもちたい
孫がいると子ども家族が実家に遊びに来てくれる機会が増えます。
親は、子ども家族とのつながりをいつまでももちたいと思うものです。
孫がいることで子ども家族とつながりをもて、残りの人生を充実させられると考えているのです。
周りに孫ができたから
親世代は、60歳を過ぎた頃から周りに孫ができてくる時期になります。
周りに孫ができると「自分も孫が欲しいな。」と思ってしまうものです。
なかなか結婚しない子どもの親にできること
最後に、なかなか結婚しない子どもの親にできることを解説していきたいと思います。
一人暮らしをさせる
独身の子どもに一人暮らしをさせてみると、今まで当たり前に身の回りのことをしてくれていた親へ感謝する気持ちが生まれます。
そして、寂しさや大変さから誰かと生きる人生に魅力を感じ、暖かい家庭をもちたい気持ちが育まれる可能性があります。
親同士が見本になる
独身の子どもでも親同士の仲が良ければ、将来的に自分も結婚するイメージが沸きます。
しかし、親同士が喧嘩ばかりで仲が悪ければ結婚に魅力を感じることもできなくなってしまうのです。
子どもにとって親同士仲が良く、心がやすらげる家庭こそが子どもの結婚に結びつくのです。
結婚相談所の資料を取り寄せる
これは最後の手段になりますが、恋愛に苦手な子どもの場合、結婚相談所の資料を取り寄せるのも一つです。
ただし、結婚をするのは子ども本人なので子どもの意志を尊重することを忘れないようにしましょう。
まとめ
「孫が欲しい」と独身の子どもに言ってしまう親の心理には、「子どもの幸せを願っている」などの心理があります。
「孫が欲しい」と言われると子ども自身は焦りを感じてしまうかもしれませんが、親の心理を理解して安心できる言葉をかけてあげられると良いでしょう。