「きな粉牛乳」はネットでは、美容やダイエットに効果があると言われていますが、「甘いイメージがあって逆に太るのでは?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、きな粉牛乳の効果や飲むときの注意点をまとめました。
きな粉牛乳は太るのか
確かにきな粉や牛乳には脂肪分が含まれていますので、飲み過ぎてしまえば太ってしまう可能性があります。
ただ、便秘解消など嬉しい効果も期待できますので、飲む量とタイミングに気をつければ問題はないでしょう。
カロリーや脂質は?
きな粉牛乳のカロリーは約180キロカロリーです。
(牛乳200mlに10gのきな粉を入れた場合)
お茶碗に軽く1杯のご飯は168キロカロリーになりますので、少々高い印象を持つかもしれません。
ですが、きな粉牛乳をご飯の前に飲むことによって、食事の量を減らすことができるというメリットもあります。
次に脂質は10gのきな粉に2.5g、100mlの牛乳に3.8g含まれています。
ですので、脂質が気になる方は低脂肪牛乳を選ぶと良いでしょう。
きな粉牛乳のダイエット効果は?
きな粉牛乳を飲むと、女性にとって嬉しいさまざまな効果が期待できます。
・便秘を解消する
牛乳にはラクトースと呼ばれる乳糖が、きな粉には大豆オリゴ糖が含まれているので、これらが腸内で分解され、善玉菌を増やしてくれるほか、腸のぜん動運動を活発にさせることが期待できます。
また、きな粉には食物繊維が豊富に含まれているため、便の量を増やしてスムーズな排便リズムを促すことができるでしょう。
・美肌効果もあり
きな粉には大豆サポニンやイソフラボンという成分が含まれているため、シミやしわなどのお悩みに効果的で、肌の老化スピードをゆるやかにすることができます。
また、牛乳に含まれる豊富なタンパク質も肌のたるみやくすみに効果を発揮するでしょう。
・バストアップ効果
きな粉牛乳には10gあたり15mgの大豆イソフラボンが含まれているのですが、この大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをするため、乳腺の発達を促す効果が期待できます。
さらに、牛乳の主成分であるタンパク質とビタミンAと一緒に摂取することで、より一層バストアップへの効果が期待できるのです。
きな粉牛乳を飲むときの注意点は?
身体に良いきな粉牛乳ですが、カロリーが高めなため、飲むときには以下の点に注意しましょう。
・1日に何杯も飲まない
カロリーが高いだけでなく、きな粉に含まれる大豆イソフラボンと脂質は摂りすぎるとかえって女性ホルモンバランスが乱れ、脂肪を溜め込みやすい体質へと変化してしまう恐れがあります。
ですので、きな粉の1日の目安は大さじ3杯までにしておきましょう。
・朝食に飲む
朝食であれば多少カロリーが高めでも、日中の活動で十分に消費することができます。
それに、朝食後がもっとも自然なお通じを促しやすいタイミングになりますので、朝起きて
すぐにきな粉牛乳を飲むことで朝食後にスッキリすることができるでしょう。
牛乳を豆乳や低脂肪乳にすると太らないのか
牛乳を豆乳や低脂肪乳に替えると確かにカロリーは下がりますが、例えば夜寝る前などの時間帯に飲んでしまえばもちろん太ります。
ですので、基本的には豆乳や低脂肪乳に替えたとしても、きな粉牛乳は朝か日中の時間帯に飲むようにしましょう。
まとめ
きな粉牛乳は朝食前に1杯飲むことで、自然なお通じを促すことが出来るため、結果的にダイエットに大きな効果があることがわかりました。
ただ、きな粉や牛乳の過剰摂取は逆に太りやすい体質になってしまう場合がありますので、飲み過ぎには注意してくださいね。