50歳男性未婚率は、2015年の国勢調査で男性全体の23.4%でした。
そして、2010年の調査では男性全体の20.1%、1970年の調査では男性全体の1.7%という結果から、年々男性の未婚率が増加していることが分かります。
このように年々増加する未婚男性がいる一方、結婚をする気がない息子をもつ親は何かできることはないかと悩んでいるのではないでしょうか。
参考URL:(内閣府 第1部 少子化対策の現状)
結婚をする気がない息子の親ができること
結婚は、個人の自由であり親が口出しをすることではないのですが、やはり子どもを心配する親は多いでしょう。
そこで、結婚をする気がない息子の親ができることを解説していきたいと思います。
じっくり話し合う機会をもつ
まず、結婚に対する考えを息子さんとじっくり話し合う機会をもちましょう。
もし、息子さんが恋愛や結婚に無関心で一生独身でいたいと決めていたら親が何をしようと気持ちは変わらないでしょう。
しかし、「いずれは結婚したい。」と考えているのであれば、これからどうしたら良いのかも変わってきます。
まずは、親子で気持ちや考えを知る機会をもちましょう。
一人暮らしをさせる
息子さんが、実家に一緒に住んでいるのであれば一人暮らしをさせるのも一つです。
掃除・洗濯・食事など家事を親に任せて甘えている環境では自立できない上に女性からも避けられてしまいます。
親元を離れて生活をすることの大変さを学ぶことで結婚など今後の人生に目が向いていきます。
婚活を勧める
「いずれは結婚したい。」と考えている息子さんであれば、街コン・婚活パーティー・結婚相談所など婚活を勧めてみるのもおススメです。
婚活市場は、年齢が高くなればなるほど不利になっていきます。
息子さんが「結婚をしたい。」と思っているタイミングで早めに行動に移すようにしましょう。
代理婚活をする
今は、子どもの代わりに親が婚活をする「代理婚活」もあります。
代理婚活では、同じような境遇の親が集まるため気に入った親同士でまず面談を行います。
そして次のステップで、お見合いのような形で子ども同士を会わせる婚活です。
息子さんが嫌がらないのであれば親が婚活を進めるのも一つの方法ですが、勝手に代理婚活をすることは避けましょう。
結婚願望の低下を生んでいる現代社会
現代の親世代は、「家庭をもつことが社会的ステータス」「結婚できれば勝ち組」という常識がありました。
しかし、現代の子ども世代は、世の中のサービス過多によって人生の選択肢が増えています。
例えば、「好きな仕事」や「趣味」「目標」「夢」など結婚して家庭をもつよりも1人の生きがいを見出している人が多いのです。
なので、息子さんが結婚を焦っていないのであれば、親が思っている以上に今を楽しんで幸せなのかもしれません。
まとめ
結婚をする気がない息子に結婚を望むのであれば、まず親子でじっくり話し合う機会をもちましょう。
・じっくり話し合う機会をもつ
・一人暮らしをさせる
・婚活を勧める
・代理婚活をする
そして、親としてできることがあるのかないのかを考えることがおススメです。