忙しい時にとっても助かる「カップラーメン」ですが、職場で残った汁の捨て方に困っている方も多いと思います。
最近は、カップラーメンの残り汁を固める方法もあるので、ぜひ今後の参考にしてください。
職場でカップラーメンの残り汁を捨てる時
職場など多くの人が集まる場所でカップラーメンの残り汁を捨てる場合「油を吸い取る不織布に吸わせる」「吸水性ポリマーで固める」「片栗粉で固める」方法がおススメです。
カップラーメンの残り汁は水気があるため、排水溝に捨てたりトイレに流す方もいると思います。
しかし、排水溝の詰まりや劣化を考慮し、不織布に吸わせたり固める方法がおススメです。
油を吸い取る不織布に吸わせる
スーパーなどで手軽に手に入る「油を吸い取るための不織布」は、カップラーメンの残り汁を吸うことにも効果的で、吸わせてから可燃ごみとして捨てることができます。
吸水性ポリマーで固める
赤ちゃんの紙おむつや災害用トイレに使われている「吸水性ポリマー」を使って、残り汁を固めて可燃ごみに捨てるという方法があります。
片栗粉で固める
不織布や吸水性ポリマーより手軽にある「片栗粉」。
牛乳パックなどに片栗粉と一緒に冷めていないカップラーメンの残り汁を入れて、混ぜて冷ませば固まります。
固まった後は、パックごと可燃ごみに捨てることができます。
画期的な「スープを固めるパウダー」
2021年のキャンペーンですが、カップヌードルを販売する日清食品は、製薬会社の小林製薬と「スープを固めるパウダー」共同開発し、プレゼントされていました。
食べ終えたカップラーメンの残り汁にパウダーを入れ、10秒ほどかき混ぜるだけでスープが固まり、容器と一緒に燃えるごみとして捨てられるというものです。
これは、職場だけでなく自宅でスープが残った時にも便利なアイテムですね。
参考URL:固めるPowder(日清食品公式サイト)
やってはいけないカップラーメンの残り汁の捨て方
カップラーメンの残り汁を給湯室の三角コーナーやトイレに流しているという方は、これからは止めるようにしましょう。
実は、それらはやってはいけないカップラーメンの残り汁の捨て方なんです。
排水溝に捨てると排水管やパイプによくない
職場の給湯室などにある三角コーナーに残り汁を漉してから排水溝に捨てると、スープに残った油分が排水管や排水パイプに流れてしまいます。
すると、排水管や排水パイプで油が冷やし固まり、繰り返すことで油がつまったり排水管の腐食につながってしまいます。
例え、お湯と一緒に流したとしても排水管や排水パイプ以降の場所で油がつまってしまいます。
トイレに流すと詰まる原因になる
トイレにカップラーメンの残り汁を捨ててしまうと、固形物が奥でつまってしまうことがあります。
職場のトイレがつまると他の人にも迷惑がかかってしまいます。
また、給湯室の排水溝と同じようにトイレも排水管に繋がっているので油がつまってしまうこともあります。
まとめ
職場でカップラーメンの残り汁の正しい捨て方としては、「油を吸い取る不織布に吸わせる」「吸水性ポリマーで固める」「片栗粉で固める」方法がおススメです。
職場は決して一人暮らしの自宅ではないので、人に迷惑をかけないため、排水管やトイレの修繕費に会社の費用をかけないためにも給湯室の三角コーナーやトイレで流すのは止めるようにしましょう。