歳を重ねると気になるのが「加齢臭」。
実は、布団にも加齢臭が染み付いてしまいます。
きちんとケアしなければ臭いが気になってしっかり眠れないだけでなく布団に汚れが蓄積していってしまいます。
そこで、今回は布団に染み付いた加齢臭の取り方や加齢臭以外の臭いの原因を解説していきたいと思います。
布団に染み付いた加齢臭の取り方を解説
まず、布団に染み付いた加齢臭の取り方を解説していきたいと思います。
洗濯する
まず、洗える布団カバーや枕カバーなどはこまめに洗濯するようにしましょう。
洗濯は、加齢臭いの原因である皮脂汚れを落とすことができます。
場合によって布団自体も洗濯できると良いのですが、難しければ布団が洗えるコインランドリーなど布団の洗濯タグや取扱説明書にあったお手入れをしましょう。
干す
布団に染み付いた加齢臭を取るため、天日干しをすることもおススメです。
太陽の光の一つに「紫外線」があります。
紫外線には殺菌効果があるため、細菌の繁殖が防がれ嫌な臭いが減少します。
また、布団を天日干しすることで湿気がなくなり、湿気による臭いの発生を防ぐこともできます。
消臭スプレー
洗濯が難しい布団には消臭スプレーおススメです。
現在、様々な消臭スプレーがありますが基本的にどのスプレーにも除菌・消臭効果があり、体臭や加齢臭・タバコの臭いなどを吸収分解してくれます。
ただし、スプレーの水分が蒸発する時に臭いは消えていくので、消臭スプレーを使用した後はしっかり乾燥させるようにしましょう。
加齢臭とは?男性特有のもの?
そもそも、加齢臭とは皮脂成分が酸化されることで発生する臭いです。
40歳を過ぎたころから発生し、年齢が上がるにつれて加齢臭の強さは増していきます。
また、加齢臭は男性特有のだと思われがちですが、女性も加齢臭は発生するので布団のお手入れは必要です。
布団が臭う原因は加齢臭だけじゃない
実は、布団が臭う原因は加齢臭以外にも沢山あります。
汗や皮脂
人は寝ている間にコップ一杯ほどの汗をかいています。
それは、体温調節のために季節を問わず、良質な睡眠には欠かせない生理現象なのです。
汗や皮脂自体はほぼ無臭なのですが、体や布団の菌によって酸化・分解されることで嫌な臭いの原因になってしまいます。
カビ
布団は人の汗・湿気を毎日吸収しているためカビが発生しやすくなっています。
特に敷布団にはカビが発生しやすいので、敷きっぱなしにせずこまめに天日干しをして湿気をとばすようにしましょう。
もしも、敷布団にカビが発生してしまった場合は、専門のクリーニングに出すか買い替えを検討しましょう。
布団素材の臭い
羽毛布団やウール、綿、ラテックスなどの布団の素材には特有の臭いがあります。
臭いに敏感な方は、布団生地の染料の臭いを感じている場合もあります。
まとめ
布団に染み付いた加齢臭の取り方として、「洗濯」「干す」「消臭スプレー」が挙げられます。
ぜひ、匂いや汚れが蓄積する前にこまめにカバーの洗濯や天日干しを行うようにして、良質な睡眠を手に入れてくださいね。