エンシェールズのカラーバターはそのままでも使えますが、お手持ちのトリートメントやコンディショナーに混ぜて薄めて使うことで色の調整ができます。
注意点としては、思い通りの色にならなくても市販のカラー剤で染め直さないことです。
特に、カラーバターの上から市販されているカラーリングで染め直すと、美容師さんも直すのを嫌がるような汚い色になるので注意しましょう。
カラーバターをコンディショナーで薄めて楽しむ方が多い
カラーバターをトリートメントやコンディショナーに混ぜて薄めて使うことで、ご自身の好きな色に調整することができます。
トリートメントなどを使う分、かさ増しができるので、コスパも良くなるのもいいところです。
カラーバターなので色持ちは、悪いですが色をキープしたい場合は毎日シャンプー後にリンスと混ぜて塗ればキープできるそうです。
⇒液体ではなくリンスのように少し固めなので塗るのに垂れないのがいいですね。
そのまま使うとかなり暗くなるので
リンス3にこれ1くらいで割って使っているのでコスパ抜群です。
口コミを投稿されている方のように、好みに応じて濃さが調整できるとカラーリングの楽しみが増えますね。
エンシェールズのカラーバターの使い方
カラーバターの使い方は、髪を濡らしてタオルドライしてから、最初に一部の髪に試し塗りをします。
色を確認して問題がなければ、髪全体に塗りこんで、15~20分待ち、洗い流します。
染め方の詳細はこちら
事前に用意するもの
事前に手袋、ヴァセリン、髪を留めるクリップの3つを用意します。
できれば、耳周りも塗りやすいようにイヤーキャップやコーム、さらにケープや汚れても良いタオル、サランラップなどがあると便利です。
整髪料はジャンプーで落とす
整髪料などがついているなら、シャンプーで落としてタオルドライします。
乾いた髪よりも濡れた髪の方が、カラーバターが伸びて塗りやすくなるので、一度濡らしておくと良いですよ。
髪を濡らした後はしっかりめにタオルドライしましょう。
少しだけ塗って、発色を確認
まずは髪に少しだけ塗ってみて、発色を確認します。
万が一、失敗しても目立たないように、内側の毛束を取ってカラーバターを塗り、5分程待ちます。塗る時は必ず手袋を着けましょう。
その後、ティッシュやタオルで拭き取るか、水スプレーで流します。
ドライヤーで乾かしてから色合いをチェック
髪が濡れた状態だと、色が暗めに見えるので、ドライヤーで乾かしてから色合いをチェックします。
特に薄めの色や、自分で混ぜ合わせて作った色を使う場合は、ここで微調整すると理想の色に近づきます。
色を確認できたら、髪全体に
色を確認できたら、髪全体に塗ります。
薬剤では無いので、どこから塗っても時間差による色の違いはほとんど出ません。
塗る量を均等にする必要もありません。塗り漏れがないように注意して、全体的に揉み込むように塗ればOK。
15~20分程待つ
全体に塗ったら15~20分程待ちます。色素沈着によって色持ちが良くなりますよ。
最後にカラーバターをもみ洗いするように洗い流します。
シャンプーやトリートメントは不要
カラーバター自体がトリートメントの成分なので、シャンプーやトリートメントはいりません。
むしろ、シャンプーをすると発色が薄まってしまう可能性もあるので、よほど気になる場合以外は使わない方が良いです。
眉毛も同じ色にカラーリング
髪を明るい色にしたのに、眉毛が黒いままだと違和感がありますよね。
髪を染める時に眉も同じ色で染めれば、髪色と揃って違和感がなくなり、垢抜けた印象を出すことができます。
また、毎朝のメイクも楽になるのでおすすめです。
使用量はロングヘアーだとどれくらい?
一言でロングヘアーと言っても長さは人それぞれ違うので必要な量も違ってきます。
しかし公式サイトを見ると、セミロングで200g入りのカラーバターをまるまるひとつ使っているので、ロングだと少なくとも2個以上はあった方が良いでしょう。
以前は大容量のサロン用サイズも販売されていましたが、現在は廃番になっています。
ロングヘアーの方は事前に通常タイプを複数個買っておきましょう。
カラーバターをつけて放置しすぎても大丈夫
カラーバターをつけて、もし放置しすぎてしまったとしても問題はありません。
湿布後15分~20分程度で髪にしっかり色が入りますが、うっかりしていて予定の時間を過ぎていた!という事もあるかもしれませんよね。
一般的なカラー剤の場合、時間を置き過ぎると髪が傷んでしまう可能性がありますが、エンシェールズのカラーバターなら、その心配はありません。
成分の90%以上がトリートメントなので、時間を置き過ぎても肌や髪のトラブルにはなることはなく、安心して使えますよ。
使うときに注意する点
カラーバターで白髪は染まらない
カラーリングをしていない自然な白髪の場合、カラーバターでは染まりません。
エンシェールズの公式サイトにも「ほとんど色は入りません」と書かれていました。
グレーヘア(白髪)については、一度白髪染めした髪にご使用ください。
カラーなど何もしていないバージン毛に使用された場合は、ぼかし程度には発色しますが、はじいてしまいほとんど色は入りません。
【Ancels】カラーバターって何?色や使い方まで|Ancels Color Butter-エンシェールズカラーバター-
また、白髪染めをするときに気をつけるのが「明るい色で染める」ことです。
カラーバターは髪の表面上に色をつけるものなので、黒く染めてしまうと色が綺麗に発色しません。
茶髪か、もっと明るい色に染めてから使うようにしましょう。
上から市販のカラー剤を使うと髪色が汚くなるので危険
「カラーバターで入れた髪色が思った色と違った」
とか
「シャンプーしても落ちきらず、中途半端な色のままになっている」
というときに、カラーバターの上から市販のカラー剤を使って色のお直しをしたくなる方もいるのではないでしょうか。
しかし、実際に試した人の声を聞くと、カラーバターの色と市販のカラー剤の色が混ざって汚い色になったという人が多数いました。
それも、「コケのような緑色になった」という声がほとんどでしたので、カラーバターの上から市販のカラー剤を使うことはおすすめしません。
カラーバターの色がしっかりと落ちてから、カラーリングをするようにしましょう。
カラーバター失敗後の修復は美容師も嫌がる
カラーバターでセルフカラーをして失敗したときに、美容院でお直ししてもらえるか?
気になるところですが、対応できるかは店舗(担当の美容師さん)によるので「カラー前に相談する」のが良いでしょう。
カラーリングを得意としていたり、カラーバターを取り扱っている美容院でしたら、染め直してもらえる可能性があります。
しかし、カラー見本と同じ色にならないこともあり、仕上がりに100%満足できる保証はありません。
中には、カラーバター失敗後の美容室での染め直しは「正直言って迷惑です」と言っている美容師さんもいました。
そこまでハッキリ言わなかったとしても、できればカラーバターの色が落ちてから美容院に来てほしいというのが本音のようですね。
まとめ
エンシェールズのカラーバターはリンスで薄めて使うことで色の濃さを自由に調整できます。
使用時に気を付けることは以下のふたつ。
- 白髪は明るい色で染めてから使う
- 思い通りの色にならなくても市販のカラー剤で染め直さない
特に、カラーバターの上から市販されているカラーリングで染め直すと、美容師さんも直すのを嫌がるような汚い色になるので注意しましょう。
使用上の注意を守って、いろいろな髪色を楽しみたいですね。