この記事は、ウィッグの紅茶染めの色止めにはお酢が使えるか、調べたことを書いています。
さらに、無臭の塩を定着剤として使った紅茶染めのやり方もご紹介します。
紅茶染めの定着剤に酢が使える!
ウィッグの毛色を落ち着かせたい時や、テカリが気になる時に、紅茶染めをする方法がありますね。
しかし、せっかく染めても色落ちしてしまっては意味がありません。そこで、紅茶染めする時の色止めにはお酢を使うのが有効です。
紅茶1リットルに対して、大さじ1のお酢を使うことで、色落ちを防ぐことができます。
クエン酸には染料と繊維を結び付けて、染料を安定させる効果があるので、色を留めておくことができます。
しかし、お酢は匂いがあるので、ウィッグに使うのに抵抗があるという人もいるかもしれません。
特にロングヘアのウィッグなど、毛量が多いものだと、必然的に使うお酢の量も多くなります。
そうすると、紅茶とお酢の匂いが混じって、ツラいという人もいますよね。
匂い問題はお酢の代わりに塩を入れて解決!
塩の場合もお酢と同じ割合で、紅茶1リットルに対して、大さじ1の量を使用します。
塩に含まれているミネラル(マグネシウムやカルシウムなど)にも、お酢のクエン酸のように色止めの効果があります。
ミネラルが染料と結合して、色落ちを防ぐことができますよ。
ウィッグの紅茶染めのやり方
お湯はウィッグが全部浸かるくらいの量を準備してくださいね。
- 紅茶のティーバッグ:5~10個
- 塩:大さじ1
- 鍋
- 割りばし又はトング
まず、鍋にお湯とティーバッグ、塩を入れ、15分程強火で煮出します。真っ黒な渋い紅茶ができます。
お湯が50度前後になったら、ウィッグを入れ、さらに10分程火にかけます。ムラにならないように時々かき混ぜましょう。
鍋を火からおろし、そのまま1時間ほど放置します。その後、ウィッグを取り出して水でよくすすぎ、最後に乾かして整えたら完成です。
ウィッグを紅茶と塩に漬けて、洗って乾かすだけなので、特別な染料などを揃えなくても自宅で簡単に染められるのが魅力ですね。
また、ウィッグにかかるダメージも少ないですよ。
せっかく紅茶染めをするなら、塩で色止めすることをおすすめします。
まとめ
繰り返しになりますが、ウィッグの紅茶染めをする場合の定着剤としてお酢を使うこともできます。
しかし、塩にも同じく色の定着効果があるので、お酢の臭いが苦手という方は塩を使って紅茶染めをするのがおすすめです。