低反発枕の多くがウレタン素材で作られています。
ウレタンは、水分を大量に含むと強度が下がりもろくなったり破れやすくなります。
そんなウレタンの低反発枕を洗濯してしまった場合、どのように対処したら良いのかなど解説していきたいと思います。
低反発枕を洗濯してしまった場合の対処法
まず、ウレタン素材の低反発枕を洗濯してしまった場合の対処法をご紹介したいと思います。
上から水を押し出す
まず、低反発枕を洗面所などへ運び、手をのせてゆっくり上から圧力をかけて水を押し出しましょう。
その際、勢いよく力を加えたりねじったりするとより崩れてしまうので、完全に水を押し出すというより、ある程度まで抜ければOKです。
風通しのよい日陰に干す
水を押し出した後は、風通しのよい日陰に干しましょう。
たっぷり水を含んだ低反発枕は、乾くまで5日から7日かかることを覚えておきましょう。
その間、外に干しっ放しにしてしまうと朝夕に湿気を吸収してしまい水分を含んでしまいます。
湿度の低い日中に屋外で陰干しをして、夜は室内干しに切り替えるようにしましょう。
カバーをかける
枕がしっかり乾いた後は、型崩れしたりボロボロとちぎれたりするのを防ぐためカバーをかけるようにしましょう。
その際は、無理に押し込もうとするともっと崩れてしまう恐れがあるので、ゆっくり丁寧に扱うのがポイントです。
買い替える
どれだけ水を押し出して乾かしても破れが酷い場合など復活しないこともあります。
その場合は、買い替えることも一つの手です。
ウレタン素材の低反発枕のお手入れ方法は?
では、洗濯できないウレタン素材の低反発枕はどのようにお手入れしたら良いのでしょうか?
実は、ウレタン素材の低反発枕は、とてもお手入れが簡単な枕で、普段は風通しの良い所で陰干しをするだけで良いんです。
ウレタン素材の低反発枕は、小さな気泡が連続している特殊な構造をしています。
そのため枕を使うことで空気の出し入れができ、清潔に保つことができる枕なのです。
なので、使用した後に風通しの良い所で陰干しするだけで良いんです。
しかし、長時間低反発枕を使用しないと内に古い空気が貯まってしまいます。
そのような場合は、一度素材をもみほぐすようにしましょう。
また、ウレタン素材の低反発枕は、長時間直射日光を当てると品質劣化する恐れがありますので、止めておきましょう。
ひどく汚れた場合のお手入れ方法は?
ウレタン素材の低反発枕がひどく汚れてしまった場合は、ティッシュやガーゼに水を含ませ、押さえるようにして汚れを除去しましょう。
ウレタン素材は水分を大量にふくむと強度が下がり破れやすくなるので、押さえる時は強くこすったり引き裂いたりしないように注意してください。
まとめ
ウレタン素材の低反発枕を洗濯してしまった場合、水を丁寧に押し出し風通しの良い日陰でしっかり干しましょう。
ウレタン素材の低反発枕は、使うことで清潔に保てる枕なので使用後には風通しの良い日陰で干すようにしましょう。
汚れがひどい場合は、ティッシュやガーゼに水を含ませ押さえるように優しくお手入れしてくださいね。