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せんべい布団で寝ていると背中が痛いという時の対策は?せんべい布団にならないための対策とは?

形状がせんべいのように平らになってしまい、中綿の弾力性がなくなってしまった布団「せんべい布団」。

そんなせんべい布団で寝続けていると背中が痛くなってしまうことがあります。

なぜ、背中が痛くなってしまうのでしょうか?また、どのような対策をすればよいのでしょうか?

今回は、そのようなせんべい布団の謎を解説していきたいと思います。

せんべい布団で寝ていると背中が痛い!

ここでは、せんべい布団で寝ていると背中が痛い場合、どのような対策をすれば良いのかなどを解説していきたいと思います。

せんべい布団で寝ると背中が痛くなる理由とは?

まず、せんべい布団で寝ると背中が痛くなる理由は、眠っている時に腰が浮いてしまい、背中がそってしまうからです。

人の背骨は、まっすぐではなくS字のカーブを描いています。

なので、せんべい布団のような硬い布団で寝ると肩甲骨とお尻の部分があたり、腰が浮いてしまいます。

腰が浮くと、腰に負荷がかかるので腰痛や背中が痛くなる原因となるのです。

せんべい布団で背中が痛くなった時の対策

次に、せんべい布団で背中が痛くなった時の対策を2つご紹介したいと思います。

ひざをたててひざの裏にクッションをはさむ

まずは、ひざをたててひざの裏にクッションをはさむという対策法です。

そうすることで、浮いていた腰が地面と密着し腰にかかっていた負荷を背中全体で支えられます。

しかし、これは対症療法なので、根本的な原因解決にはなりません。

マットレスを使う

クッションをはさむ対策法は根本的な原因解決にはなりません。

そこで、重要なのが「布団」です。

腰痛や背中が痛くなる原因は布団にあるので、布団を変えることが根本的な原因解決になります。

マットレスには、体の圧力を分散させる働きがあります。

そのため、腰だけに負荷がかかることを防ぎ、腰痛や背中が痛くなる原因を解消することができます。

せんべい布団になる原因

初めはふかふかだった布団がどのようにしてせんべい布団になっていくのでしょうか。

そのメカニズムについて解説していきましょう。

布団の中身の劣化

布団の中身は、ポリエステル・ウール・綿わたなど様々です。

しかし、布団の中身は違っても全ての素材は経年劣化していきます。

使い続けることで素材は劣化してしまい素材の切断などが発生します。

そして、繊維が短くなることによって布団はどんどんボリュームを失っていくというわけです。

布団の中身の絡まり

布団は、長年使用し続けることによって中身の素材は絡まっていきます。

その絡まりによって、布団のボリュームが失われていきます。

湿気を吸ってへたる

布団の素材の中で、ウールや綿わたを使用している布団は、素材の性質上、湿気を吸ってしまいます。

その結果、素材が重たくなってしまい布団のボリュームが失われていくのです。

せんべい布団を復活させる方法

実は、一度せんべい布団となってしまった布団もすぐ買いなおさないといけないわけではありません。

適切な処置をすればせんべい布団は復活させることができます。

一昼夜干し

布団の素材に関係なくどんな布団にでも効果があるのが「一昼夜干し」です。

タイミングは、晴れた日の湿気の少ない日が良いでしょう。

一昼夜干しの手順

  1. 17時頃から布団を干す
  2. 次の日、布団に黒いビニールか黒い布をかぶせる
  3. 裏返す
  4. 17時に取り込む
  5. 布団の表面に掃除機をかける

という手順です。

ポイントは、あえて湿気を含ませてから乾かすこと。

それによって、布団の膨らみを改善することができるのです。

黒いビニールか布をかぶせる理由は、より太陽の光を集めボリュームを取り戻すことができるからです。

さらに、布団に存在するダニなどの害虫もj処理できるのでおススメです。

クリーニング

クリーニングはプロなので、自宅で復活させるよりも汚れなども除去することができます。

クリーニングの店舗まで布団を持って行くのが大変という方は、自宅まで取りに来てくれるサービスを展開しているクリーニングもありますよ。

打ち直し

打ち直しとは、布団を分解して経年劣化が著しいところを除去して、新しい素材を入れる方法です。

打ち直しでは、布団の生地を切断してしまうため見た目が変わってしまうこともありますが、布団のボリュームは復活します。

まとめ

せんべい布団で寝ていると背中が痛いという時は、クッションやマットレスを使う対策法があります。

また、せんべい布団を復活させるという方法もあります。

人の人生では、全体の3分の1が睡眠だと言われています。

人生をより良いものにするため快適な睡眠をとるようにしましょうね。

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