「結婚しろ」と親に口うるさく言われることはプレッシャーですよね。
最近では独身を否定するハラスメント=いやがらせを「ソロハラスメント」「シングルハラスメント」と呼ぶほどです。
そんな「ソロハラスメント」「シングルハラスメント」は、親のどのような心理から起こるのでしょうか。
結婚しろ!親がハラスメントをしてくる心理とは?!
「結婚しろ!」と親が口うるさく言う理由は、「子どもに幸せになって欲しい」からが一番の理由です。
家族という味方を作って、人生の喜びや大変さを経験して欲しい気持ちからついつい口うるさくなってしまうのです。
親が死ぬ前に幸せな家族を見届けたい
何の事件や事故に遭わない限り、親は子どもより先に死んでしまいます。
そのため、我が子が良い人と出会って幸せな家族を築いている姿を親は見届けたいのです。
色々な経験をして欲しい
親は、子どもに色々な経験をして欲しいといつまでも願うものです。
その中でも、子どもを産んで育てるということの喜びも大変さも経験して欲しいと思っているのです。
孫の顔を見たい
孫は可愛いものです。
しかし、そう思えるのは大切な我が子の子どもだからです。
我が子が小さかった頃を思い出しながら孫を抱っこできる喜びや幸せを親も経験したいと願っているのです。
歳をとると結婚は難しいから
どんな美女や美男でも歳をとると結婚への難易度は高くなっていくものです。
見た目だけでなく年収や家柄など結婚への条件も細かくなっていきます。
そのことを知っているからこそ、親は早く結婚して欲しいと思うのです。
子供が欲しくなったときに困る
晩婚化が進む現代、不妊や妊活という言葉もよく聞くようになってきました。
このように人間は歳をとると妊娠・出産が難しくなってきます。
それは、女性だけでなく男性も同じです。
その心配から親は「結婚しろ!」とうるさくなってしまうのでしょう。
助けてくれる存在を作って欲しい
病気や経済面など何かあった時に助けてくれる存在がいて欲しいと親は願っています。
ずっと独身でいると病気になった時や老後・孤独死など様々な問題に直面します。
さらに、仕事が安定し続けるかもわかりません。
そのように経済面でも何かがあった時にまず助けてくれるのが家族なのです。
親は、我が子が将来困らないために結婚をして欲しいと願っているのです。
「結婚しろ!」と口うるさい親を黙らせる方法はあるの?
親の気持ちは分かったとしても当の本人に結婚をしたい気持ちがなければ結婚はできません。
「仕事に打ち込みたい」「趣味を極めたい」「今の収入では家族を養えない」など子ども本人には結婚をしない理由があるかもしれません。
そんな時、親を黙らせる方法が3つあります。
自分の人生プランを伝える
まずは、自分の人生プランを親に伝えるようにしましょう。
仕事や趣味をはじめ病気に備えた保険や老後にひとりで生きていく貯蓄計画などきちんと伝えて親を安心させてあげましょう。
人生プランが無い人にほど親は口うるさく結婚を求めてきますよ。
一人暮らしをする
口うるさく「結婚しろ!」と言われることから逃げられるだけでなく、日頃の食事掃除などの生活を自分ですることで親への感謝の気持ちや自立心も芽生えるでしょう。
また、「一人って寂しい」と感じることで結婚願望が生まれるかもしれませんよ。
結婚相談所に入会する
結婚を考えていることを行動に移せば親は黙ってくれるでしょう。
もし、上手く進まなくても何もしないよりは親は静かになってくれるはずです。
結婚情報比較ネットなどで結婚相談所の資料を取り寄せて、相談所の無料カウンセリングを受けてみると意外とすんなり結婚できることもあります。
まとめ
親からの「結婚しろ!」という「ソロハラスメント」や「シングルハラスメント」。
その背景には子どもを心配する親心があります。
そのため、ただただ「うるさいな」と聞き逃すのではなく、きちんと人生プランを立て伝えるなど親を安心させてあげましょう。