「育ってきた家庭環境が悪い人は結婚できない」と口にする人がいますが、もちろんそんなことはありません。
恋愛も結婚も個人の自由です。
しかし、今でも家庭環境が悪い人を見る世間の目が厳しいことも確かです。
詳しく見ていきましょう。
家庭環境が悪い人は結婚できない?世間の厳しい目とは?
「両親が家にいない」「親が何度も離婚をしている」「暴力を振るわれる」「お金を自由にくれない」「家族間で会話が無い」など「家庭環境が悪い内容」にも様々あります。
しかし、どのような内容でも家庭環境が悪いからと結婚ができないわけではありません。
実際に家庭環境が悪い中で育った人でも仕事で成功をおさめたり、素敵な人と結婚できている人も多くいます。
ただし、気をつけたいことは「家庭環境が悪かった人も結婚はできるけれど、結婚の対象外にする人も存在する」ということです。
特に裕福で愛情あふれる環境で育った人は、家庭環境が悪い人のことを「親が悪いのであれば子も悪い」「しっかり育ててもらえなかった人に子どもを育てられるわけがない」など距離を置いて見てくる可能性があるのです。
一方で、「辛い子ども時代を乗り越えられた強い人」「子どもに罪は無い」と理解してくれる人がいることも事実です。
家庭環境が悪いとどんな人に育つ?その特徴とは?
家庭環境が悪い場合、以下のような特徴的な性格が見られることがあります。
わがままで自分勝手
家庭環境の一つに両親の滞在・不在があります。
基本的に「悪い家庭環境」とは「両親が不在」の場合が多いでしょう。
そして、たまにしかない子どもとの時間に親は思いっきり甘やかそうとします。
その結果、わがままな子に育ってしまう可能性があります。
また、悪いことをしても両親は注意をしないことも多く、自分勝手にも育ってしまうのです。
損得で物事を考える
両親が損得で物事を考える場合、子どもも損をすることから逃れるように育ちます。
自分が得になるように常に損得を考え、都合が悪くなると人に責任転移をする正確に育ってしまうのです。
人を信じない
例えば、親が離婚・再婚を繰り返していると人を信じられない性格に育ってしまいます。
離婚・再婚を繰り返すということは子どもの心に大きな負担を与えます。
そして、これ以上心の負担を抱えないために人を信じようとしなくなるのです。
自己顕示欲が強い
「周りからの注目を集めたい」「自分をアピールしたい」という意味の「自己顕示欲」。
そんな自己顕示欲が強い人も家庭環境が悪い人の特徴です。
その背景には、両親からの無関心があり、親に認められることで得られる満足感や安心感を得られずに育ったのです。
子どもの頃に得られなかった満足感や安心感は、大人になってからも人に求めてしまうのです。
不平不満を言う
家庭環境が悪いことの一つに両親や家族が不平不満ばかり言っている環境があります。
そんな背中を見て育つと不平不満を言うことが当たり前のように育ち、不平不満を悪いことと思わなくなってしまうのです。
その結果、大人になっても当たり前のように不平不満を言うのです。
悪口や噂話が好き
不平不満と同じように悪口や噂話が好きな家庭も良い環境ではありません。
子どもにとって両親はお手本です。
その両親がいつも悪口や噂話をしていると子どももそれを真似するようになります。
そして、子どもの頃の行動は、大人になってからも続くものです。
まとめ
「両親が家にいない」「親が何度も離婚をしている」など家庭環境が悪い人が結婚できないのかというと一概にもそういうわけではありません。
「辛い子ども時代を乗り越えられた強い人」と理解してくれる人もいますが、「親が悪いのであれば子も悪い」など距離を置く人もいます。
家庭環境が悪い人には「わがままで自分勝手」など特徴が見られるともあります。
これから出会う人や「この人少し変わっているかな?」という時の参考にしてくださいね。