ヒノキやスギなど、植物の花粉が原因で「目のかゆみ」や「くしゃみ」「鼻水」などの症状があらわれる「花粉症」。
実は、花粉症の症状の一つに「吐き気をもよおす」場合があります。
なぜ、花粉症の症状で吐き気をもよおすのか?原因と対策法、そしてヤフー知恵袋に寄せられた意見をまとめてみました。
ぜひ、辛い症状の緩和の参考にしてくださいね。
花粉症に吐き気の症状がある?みんなの知恵袋まとめ
さっそく、ヤフー知恵袋に寄せられた花粉症による「吐き気」の症状についてまとめてみました。
「吐き気の症状がない」
・ないです
・あまりないです
・あまり聞いたことないです
・吐き気や食欲不振はなく、くしゃみ・鼻水・目の痒みで苦しんでいる
・初めて聞いた
「吐き気の症状はあると思う」
・花粉症で睡眠不足になって免疫力が低下し嘔吐や下痢症などにかかりやすくなる
・消化器の症状で出るよう
・アレルギー症状は人によって違うのであると思う
など、ご自身には吐き気の症状は無いけれど起こる可能性があるという意見がありました。
花粉症の症状で吐き気をもよおす2つの原因
なぜ、花粉症の症状で吐き気をもよおすのか2つの原因を解説したいと思います。
のどに花粉が付着したため
花粉症の症状で「鼻づまり」になることがあります。
その結果、口呼吸になりのどに花粉が直接付着してしまう場合があります。
そして、花粉を吐き出そうとして吐き気をもよおすことがあるのです。
胃酸過多になったため
花粉が鼻や口から体内に入り胃に侵入した場合、「胃酸過多」という胃液の分泌が多くなり酸度が高くなる症状があらわれる場合があります。
胃酸過多になると「胃の違和感」や「胸やけ」「ゲップが増える」「口臭がきつくなる」などの症状があらわれる他に「吐き気をもよおす」という症状もあります。
さらに、花粉が腸にまで侵入した場合、体はアレルギー物質を体外に排出しようと「下痢」の症状があらわれることもあります。
ただ、吐き気をもよおす場合
・本当に花粉症によるものなのか?
・何の花粉症なのか?
・どうすれば改善されるのか?
など、疑問や不安がある場合は早めに病院を受診することをおススメします。
基本的に花粉症の症状は「アレルギー科」や「耳鼻咽喉科」の受診ですが、吐き気をもよおす場合「消化器内科」の受診も一つです。
花粉症の対策法
花粉症の症状には、あらわれないための「予防策」、あらわれた後の「改善策」があります。
「予防策①」マスクの着用とこまめなうがい
まず、体内に花粉が侵入しないようにマスクの着用とこまめなうがいを行いましょう。
のどに花粉が直接付着してしまうことを予防できます。
「予防策②」こまめな掃除
花粉の時期は室内にも大量の花粉が侵入しています。
帰宅時や換気で入り込んだ花粉は、こまめな掃除で取り除きましょう。
「予防策③」鼻づまりの改善
鼻づまりを改善し口呼吸を減らすことも花粉がのどや胃に侵入することを防げます。
鼻づまりを改善するには、
・鼻を温める「鼻カイロ」
・鼻水を洗い流す「鼻うがい」
などが手軽にできるケアでおススメです。
「改善策①」リラックスする
吐き気をもよおした時は、リラックスするようにしましょう。
不安な気持ちは吐き気の症状を助長してしまうんです。
横になって安静にしたり、深呼吸したり、好きな香りのアロマを焚いたり、気持ちが落ち着かせましょう。
「改善策②」消化の良いものを食べる
吐き気が起きた時は、消化に良いうどんやスープを食べるようにしましょう。
また、冷たい物や食物繊維は胃腸を刺激してしまうので避けるようにしてくださいね。
「改善策③」水分補給
吐き気をもよおす時は、体の水分が不足している場合があります。
また、体の水分不足は、血流を滞らせて栄養分が十分に全身へ送ることができなくなります。
吐き気をもよおした時は、水分補給を意識して行いましょう。
「改善④」薬を服用する
胃腸の調子を整える薬を飲むのも一つです。
ただし、吐き気の原因が花粉症か分からない時は、先に病院の受診をおススメします。
また、他に飲んでいる薬がある場合は医師や薬剤師さんに確認をすることをおススメします。
まとめ
花粉症の症状の一つに「吐き気」があることを解説しました。
知恵袋での意見にもあるように、まだまだ花粉症の症状として「吐き気」があることは認知されていません。
ですが、いつ誰が起こるか分からないのが「花粉症」です。
吐き気の症状もあることを知り、ぜひ予防と改善の参考にしてくださいね。