レギュラーコーヒーが個包装された「ドリップバッグ」ですが、正しい保存方法はご存知でしょうか?
今回は、ドリップ パックコーヒーの正しい保存方法や種類・淹れ方を解説していきたいと思います。
ドリップ パックコーヒーの正しい保存方法
ドリップ パックコーヒーの正しい保存方法は、高温・多湿を避けて涼しい所で保管するということです。
ドリップコーヒーの場合、コーヒー豆を挽いてから美味しく飲める期間は2週間程度とされています。
その理由は、挽いたコーヒー豆は空気が触れて酸化してしまい、味や香り・風味がおとろえていくからです
しかし、ドリップコーヒーパッグの場合は、アルミコーティングやガス抜き加工などによって長期間保管できるように設計されているため、賞味期限が1年間と長く楽しめるメリットがあります。
ただし、それは正しい保存方法である「高温・多湿を避けて涼しい所で保管」ということを守った場合ですので、気を付けて保存するようにしましょう。
ドリップパックコーヒーは2種類
一言にドリップパックコーヒーと言っても、実は大きく2種類あります。
ドリップ型
まず、ドリップ型のドリップパックコーヒーとは、カップにのせてお湯を注げるタイプのドリップパックコーヒーです。
パックが、コーヒーに浸からないためパックを捨てる時に服や机を汚したくない人におススメです。
ただし、ドリップタイプのドリップパックコーヒーを美味しく飲むには、最初に「蒸らし」をすることが重要です。
はじめにお湯を少量注いで蒸らすことで、コーヒーの酸味や苦みなどの成分を十分に引き出すことができます。
浸水型
浸水型のドリップパックコーヒーは、カップのふちにフィットするタイプのドリップパックコーヒーです。
カップのふちにフィットするため、安定感がありお湯が注ぎやすい特徴があります。
また、お湯に浸かることで、お湯を一気に注いでもコーヒーの成分を抽出することができます。
ただし、捨てる時にパックから液体がししたるため、注意が必要です。
その時は、一度パックを上にあげて液体が落ち切ってから捨てるようにしてくださいね。
ドリップパックコーヒーの美味しい淹れ方
ドリップパックコーヒーの美味しい淹れ方をご紹介したいと思います。
まずは、90~95℃のお湯を用意し、カップにドリップパックをセットします。
そして、お湯を20g~30g少量注ぎ30秒蒸らします。
この時、できればはかりを使用し、注ぐお湯の量を正確にはかりましょう。
それから30秒経ったら、2回~3回に分けてお湯を注げばできあがりです。
このように通常のドリップコーヒーとコツは同じです。
ただ、ドリップパックコーヒーは早めに引き上げるようにしましょう。
長く浸かっていると雑味が出やすくなってしまいます。
まとめ
ドリップ パックコーヒーの正しい保存方法は、高温・多湿を避けて涼しい所で保管するということです。
手軽に本格的な味や香りを楽しめるのがドリップパックコーヒーなので、賞味期限の1年を目安に飲み切るように気を付けてくださいね。