「エアーベッド」は、空気を入れて膨らませるマットレスのベッドのことですが、日ごろから使用していると疲れる原因にもなってしまいます。
なぜ、エアーベッドを使い続けると疲れるのか?エアーベッドのメリットなどを解説していきたいと思います。
エアーベッドで寝ると疲れる原因とは?
安くて軽いエアーベッドですが、日ごろから使用していると疲れる原因になってしまいます。
その理由を解説していきましょう。
空気が十分に入っていない
エアーベッドは空気を入れて膨らませるマットレスです。
空気がしっかり入っていればしっかりとした寝心地を味わえますが、空気が十分に入っていない場合や空気が抜けてしまうと空気圧が下がり寝心地が悪くなってしまいます。
空気圧が低いと理想的な姿勢を維持できなくなるため、しっかり疲れがとれなくなります。
また、エアーベッドの空気が漏れると転げやすくなケガを負いやすくもなります。
凹凸で寝返りが打ちにくい
エアーベッドは、空気が十分に入った時にベッドの形状を保てるように内部に複数の支持材を張っています。
そのため、エアーベッドの表面や裏面にはいくつもくぼみがあり、凹凸ができています。
そのため、人によっては寝返りが打ちにくくなり、血流が悪くなる場合があります。
血流が悪くなると睡眠の質も下がります。
汗を吸収しない
エアーベッドは、一般的なマットレスに比べて通気性が悪く汗や湿気をほぼ吸収しません。
そのため、熱や湿気を感じて寝苦しくなることがあります。
さらに、汗や湿気を放置しているとカビの原因にもなります。
定期的に表面を拭いたり、吸湿性の高いシーツを付けるなどの対策をしましょう。
匂いが気になる
エアーベッドはゴムやビニール製のものが多く、独特の匂いがします。
人によって匂いが気になり寝心地が悪くなる原因にもなります。
音が気になる
エアーベッドは空気で膨らませたマットレスなので軽量ですが、寝返りを打った振動でマットレス自体が動いてしまい、音が出るこがあります。
音が気になって目覚めてしまうと睡眠の質が低くなってしまうため、疲れがとれなくなります。
疲れがとれない以外にもあるエアーベッドのデメリット
実は、疲れがとれない以外にもエアーベッドにはデメリットがあります。
空気を入れるまでに時間がかかる
エアーベッドは、使用する時に空気を入れます。
その際、時間や手間がかかります。
エアーベッドに空気を入れる方法は、手動ポンプと電動ポンプの2種類あり手動ポンプは手や足で空気を入れるため時間がかかります。
電動ポンプは自動で空気を入れてくれるので手間はかかりませんが、大きな音が出ることもあります。
さらに、エアーベッドを使用していると重みや湿度によって内部の空気が減少するため、定期的な補充が必要です。
耐久性
エアーベッドは、ゴムやビニール製のため耐久性が低く、尖った物が刺さると穴が開き、空気が抜けてしまうことがあります。
エアーベッドのメリット
最後にエアーベッドのメリットもご紹介したいと思います。
掃除がしやすい
エアーベッドは空気を十分に入れた状態でも軽量で、女性でも簡単に移動させられます。
そのため、一般的なマットレスに比べて部屋の掃除がしやすいメリットがあります。
また、エアーベッドはゴムやビニール製のため、エアーベッド本体を水拭きでき清潔な状態に保つことができます。
持ち運びが簡単
エアーベッドは空気を抜くと、体積が大幅に減ってコンパクトなサイズになります。
折り畳んでアウトドアや引っ越しなどでも持ち運びやすいメリッがあります。
来客に便利
エアーベッドは空気を入れれば、すぐにマットレスとして使用できます。
そのため急な来客用の寝具として便利です。
安価
エアーベッドは、素材やシンプルな構造から一般的なマットレスに比べると安価なものが多いです。
マットレスにあまりお金をかけたくない方には良いですね。
空気の入れ具合によって寝心地を調整できる
エアーベッドは、空気圧によって寝心地を調節できます。
例えば、空気を十分に入れていると圧力が高くなりしっかりとした寝心地を味わえます。
一方、空気圧が低いと体全体を包み込むような寝心地になります。
部屋のスペースを確保できる
エアーベッドは空気を抜けば折り畳めるので、部屋のスペースを確保できるメリットがあります。
一人暮らしの方や部屋が狭い場合に便利です。
まとめ
エアーベッドは、空気が十分に入っていないと寝心地が悪く凹凸で寝返りが打ちにくいなど日ごろから使用していると疲れる原因になってしまいます。
掃除がしやすく持ち運びが簡単というメリットもありますが、疲れをとるための睡眠です。
日ごろの睡眠は、しっかりと睡眠できるマットレスの使用がおススメですよ。
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