40代になっても独身で、一人暮らしの女性は年々増えてきています。
しかし、そんな40代独身女性が部屋を借りたいと思った時に直面する現実問題があります。
それは「身元保証人がいない」ことです。
今回は、そんな40代独身女性が部屋を借りる上での現実問題や賃貸・購入のメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
40代で一人暮らしをしたい女性が部屋を借りる時にぶつかる現実問題
40代で独身女性がぶつかる現実問題として、部屋を借りて一人暮らししたくても「身元保証人がいない」問題が挙げられます。
もし、高齢の両親が生きていても年金暮らしでは身元保証人として認められず、部屋を借りられないことも多々あります。
また、たとえ部屋を借りることができたとしても数十年後にはご自身が高齢者として一人暮らしをすることになります。
一人で老後を迎えて、死ぬ可能性がある場合、早めに準備をしてなければいけないことが数多くあります。
「存命中の安否確認」「施設入居や入院の際の身元保証人」「財産管理を代行してもらう事務委任契約」「認知症などで判断能力が不十分になった場合の後見人を決めておく任意後見契約」「死後の届け出や葬儀・納骨の手続き・遺品整理などを任せる死後事務委任契約」など。
これだけのことを一人で準備しなければいけないのです。
40代独身女性の一人暮らしで気を付けるべきポイント
次に40代独身女性が一人暮らしをする際に気を付けるべきポイントを解説していきたいと思います。
予算
まずは、予算です。
自分のこれまでの生活を見直して、何に使っているか、何を削れて何を優先したいかを把握しましょう。
この事前準備が無ければ、せっかく引っ越しても経済的に苦しくなって趣味をあきらめなければいけないなどストレスが溜まる生活を過ごすことになります。
できれば少し蓄えをもち、余裕をもって引っ越すことがおススメです。
治安
住んでいる場所の治安は、特に女性は気にした方が良いでしょう。
閑静な住宅街でも空き巣が多い場合や夜になると死角ができたり、痴漢やひったくりが多発する地域は、避けましょう。
反対に繁華街は騒音が気になるかもしれませんが、パトロールが頻繁で、明るく、お店が遅くまでやっていて独身には便利という場合もあります。
これは、土地や地域と自分の相性なので、引っ越す前に何度か昼と夜・平日休日に足を運ぶと良いでしょう。
利便性
通勤で使用する駅が近いことやスーパー・病院など生活に欠かせない場所が近いことは大切です。
家賃は上がってしまうかもしれませんが、電車の遅延や体調不良時は自分で対処しないといけないことなど考慮すると利便性は重要です。
コンビニや銀行、カフェなど自分に欠かせないものをリストアップしてから考えてみると良いでしょう。
環境
生活の利便性も重要ですが、春には桜・秋はイチョウなど四季を楽しめる環境もおススメです。
もちろん、個人差があるのでご自身のお気に入りの環境を見直す機会を作ってみると良いでしょう。
40代女性、マンションで一人暮らしのメリットとデメリット
最後に40代女性がマンションで一人暮らしをするメリットとデメリットを解説していきたいと思います。
賃貸のメリットとデメリット
マンションを賃貸するメリットは、購入と違って先々の負債が無いということ。
好きな場所に好きなだけ住むことができ、気に入らなければ他の場所に引っ越すことができます。
また、デメリットは家賃を払い続けても自分のものになることはないということです。
購入するメリットとデメリット
マンションを購入するメリットは、払い終えれば自分のものになるということ。
また、同じグレードのマンションを賃貸として借りるよりも安くなることもあります。
ただ、デメリットとして不動産の値段は流動的で、買った途端に中古物件となり資産価値が下がってしまうということです。
ローンも払い続けなければいけません。
これから日本は人口が減り、住宅の需要が減る可能性が高い点でもよく考える必要があります。
まとめ
40代で一人暮らしを考えている女性は、部屋を借りたくても身元保証人がいなくて借りられないという現実もあります。
もし、賃貸にしても購入にしても一人暮らしを考えている場合は、早めに行動した方が良いでしょう。