夏の飲み物としても人気の高い「麦茶。」
カフェインが入っていないため赤ちゃんからお年寄りまでア安心して飲むことができるお茶ですが、実は寝る前に飲むと太るという噂があります。
しかし、この噂は全くのウソで麦茶はダイエットなど多くの効果をもたらしてくれるお茶です。
そこで、今回は麦茶の効能や注意したい飲み方などを解説していきたいと思います。
寝る前に麦茶を飲むと太るという噂はウソ
寝る前に麦茶を飲むと太るという噂はウソで、むしろカフェインを含んでいないため寝る前の水分補給としてはおススメです。
ただし、飲む量や温度には注意が必要です。
麦茶を寝る前に飲むおススメの量
麦茶には利尿作用があるため、たくさん飲むとトイレに行きたくなり夜中に起きてしまうことになります。
とは言え、寝ている間も人は汗をかくので寝る前はコップ1杯を目安に飲みましょう。
また、ダイエット中の方の中には、寝起きのむくみを気にして寝る前に水分補給をしない方もいますが、水分を控えることはかえってむくみやすい体になってしまうため、適量の水分補給を行いましょう。
麦茶を寝る前に飲むおススメの
寝る前に麦茶を飲む時、冷たい麦茶を飲んでいませんか?
実は、寝る前に冷たい飲み物を飲むと体が冷えてしまい、入眠しにくい体になってしまったり、むくみやすくなります。
寝る前に水分を摂る時は、適温のホットがおススメです。
また、冷たい飲み物以外にもむくみやすい飲み物は「アルコール」や「塩分を多く含む飲み物」「カフェインを含む飲み物」です。
反対にむくみにくい飲み物は、「 水」や「コーン茶」「ルイボスティー」「カモミールティー」などです。
ダイエット効果をはじめ麦茶がもつ効能とは?
寝る前に麦茶を飲むと太るという噂はウソとお伝えしましたが、むしろ麦茶はダイエット効果の高い飲み物なんです。
麦茶には「血液をサラサラにする働き」「むくみがとれる働き」「コレステロール値が下がる働き」があるため、ダイエットはもちろん健康管理にもピッタリの飲み物です。
ここでは、麦茶に隠された様々な効能について解説していきたいと思います。
熱くなった体を冷やしてくれる
麦茶には、熱くなった体を冷やしてくれる働きがあります。
麦茶の原料である「麦」には、体を冷やしてくれる成分が豊富に含まれているため、熱い夏に麦茶はピッタリなのです。
口内環境を整えてくれる
私たちの口の中には、虫歯菌をはじめ様々な細菌がいます。
さらに、その細菌達は「バイオフィルム」という膜を作って、自分たちの体を守ろうとします。
しかし、麦茶にはバイオフィルムを作りにくくする働きがあるため、口内環境を整えることができるのです。
高血圧を改善してくれる
麦茶には、腎臓の働きを活発にしてくれる「GABA」が含まれており、腎臓が担う不要な塩分や水分を体外に排出する働きを高めてくれます。
その結果、体の循環が良くなり高血圧を改善してくれるのです。
利尿作用で老廃物を排出してくれる
麦茶には利尿作用があるため、体の中に溜まった老廃物を排出してくれる働きがあります。
そのため、むくみを改善・予防できるのです。
コレステロール値を下げてくれる
先ほどの「GABA」には、中性脂肪やコレステロール値を下げる働きもあります。
そのため、麦茶を飲むことで肥満が解消し体重が減少するダイエット効果が期待できるのです。
美肌効果
麦茶には「亜鉛」や「ケイ素」などミネラルが豊富に含まれています。
亜鉛はシミの原因になるメラニンを分解してくれる働きがあり、ケイ素はコラーゲンを強化してくれる働きがあるあめ、美肌効果もある飲みものなのです。
抗酸化作用
麦茶には、細胞や神経を傷つける活性酸素を除去する働きがあるため、細胞を老化から守ってくれます。
他にも抗酸化作用は、「がん」や「脳卒中」「糖尿病」」などの生活習慣病の改善にも役立つことが明らかになってきています。
血流を改善してくれる
麦茶の原料である「大麦」は、焙煎する際に「アルキルピラジン」という成分ができます。
アルキルピラジンには、血流を改善して血液をサラサラにしてくれる働きがあることが明らかになっており、脳卒中や心筋梗塞など病気の予防にも働きかけてくれます。
まとめ
寝る前に麦茶を飲むと太るという噂は全くのウソで、本当は血液をサラサラにしてくれる働きやむくみがとれる働きがあるため、ダイエット中にはおススメの飲み物です。
ただし、冷たい飲み物はむくみの原因になったり眠りにつきにくくなる特徴があるので、寝る前の麦茶は「コップ一杯温かい麦茶」にしましょう。