暑い夏には欠かせないアイスコーヒーですが、水出しアイスコーヒーを作ったら「味が薄い」なんてことありませんか?
「こんなものか…」とあきらめないでください!
ちょっとしたコツをつかめばもう薄い水出しアイスコーヒーを飲まなくても良いんです!
ぜひ、美味しい水出しアイスコーヒーを飲む参考にしてくださいね。
水出しアイスコーヒーが薄い原因は「豆の挽き目」
実は、水出しアイスコーヒーが薄い原因は「豆の挽き目が粗い」ことです。
なぜ挽き目が粗いと水出しアイスコーヒーが薄くなってしまうのかというと、挽き目が粗いとコーヒー豆の表面積が小さくなるため、コーヒーの成分を十分に抽出することができないからなのです。
水出しパックでアイスコーヒーを作る時に雑味やえぐみが出ないように挽き目を「粗挽き」にする方が多くいます。
しかし、粗挽きではコーヒー豆の成分を十分に抽出できないため、アイスコーヒーの味が薄くなってしまうのです。
水出しでアイスコーヒーを淹れる時は、「中細挽きのコーヒー豆」を使うと薄くなくなり、水出しアイスコーヒーの甘みのある味わいと丸みのある口当たりを楽しむことができますよ。
水出しアイスコーヒーの淹れ方~準備編~
次に、薄くならない水出しアイスコーヒーの淹れ方~準備編~を解説していきたいと思います。
まず、準備のポイントは3つ。
①コーヒー豆の焙煎度合いは「深煎り」
②コーヒー豆の挽き目は「中細挽き」
③水とコーヒー豆の割合は「水100mlに対してコーヒー豆10g」
です。
焙煎度合いは「深煎り」
水出しアイスコーヒーに使うコーヒー豆の焙煎度合いは「深煎り」がおススメです。
深煎りを使用することで「コク」「苦味」のあるコーヒーを抽出することができます。
どうしても「浅煎り」の豆しか準備できない場合も問題はありません。
ただし、浅煎りのコーヒー豆は酸味が強いことが多いため、アイスコーヒーで淹れることにより酸味が増すことを覚えておいてください。
挽き目は「中細挽き」
コーヒー豆の挽き目は「中細挽き」にしましょう。
挽き目が粗いと表面積が小さくなり、コーヒーの成分を十分に抽出できないとお伝えしてきました。
水出しでアイスコーヒーを淹れる時は、コーヒーの成分を十分に抽出できように「中細挽き」のコーヒー豆を使いましょう。
水とコーヒー豆の割合は「水100mlに対してコーヒー豆10g」
水とコーヒー豆の割合を水100mlに対してコーヒー豆10gの割合さえ覚えておけば、他の容量でも美味しい水出しアイスコーヒーを作ることができます。
そのあとは、100円均一などで販売されているパックの中にコーヒー豆を詰めて、水と一緒に容器の中に入れましょう。
水出しアイスコーヒーの淹れ方~抽出編~
容器の中にコーヒー豆入りのパックと水を入れたら、冷蔵庫で8時間ほど置いておきましょう。
そして、8時間経過後1度飲んでみてコーヒーの濃度を確認してみてください。
あとはお好みによって、置いておく時間を調整してください。
薄いと感じる場合はあと1時間~2時間置いておき、ちょうどよい場合はパックを取り出しましょう。
パックを入れたままにすると、過抽出が起こり雑味やえぐみが出てしまいます。
まとめ
水出しアイスコーヒーが薄い原因は「豆の挽き目が粗い」こと。
ぜひ、豆の挽き目をはじめ「焙煎度合いは深煎り」「水とコーヒー豆の割合は水100mlに対してコーヒー豆10g」というポイントをおさえて美味しいアイスコーヒータイムを過ごしてくださいね。