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兄弟で生涯独身の場合、老後に起きる心配事3つ

年々、生涯独身で生きていく「生涯未婚率」は増加傾向にあります。

しかもその傾向は女性よりも男性の方が高く、兄弟そろって独身で生きる場合もあるでしょう。

そうなってくると心配なのが「老後」なんです。

そこで今回は、兄弟で独身の場合、老後に起こる心配事を3つ解説していきたいと思います。

兄弟で独身の場合、老後に起きる心配事

①介護

兄弟で独身の場合、将来出てくる心配事の一つに「介護」があります。

あるアンケートでは、独身の兄弟に介護が必要になった時「施設に預ける」と回答した人は60%でした。

残りの21%は、「一緒に住む」という回答で。介護レベルや仕事環境によるなどの「その他」が19%でした。

この結果から、兄弟であっても介護をすることに抵抗があるという人が多いことが分かります。

つまり、独身で生涯生きていくことを決めたのであれば、いざ介護が必要になった時に困らないように兄弟間だけでなく、各自治体の介護保険窓口など相談先を確認しておきましょう。

参考URL:https://mochibun-kyokasho.com/brothers-sisters-cohabitation-questionnaire/(共有持分の教科書)

②孤独死

兄弟で独身の場合、老後に起きる心配事の2つ目に考えられることは「孤独死」です。

孤独死とは、誰にも看取られることなく一人でなくなることを言います。

独身者が増加傾向にある昨今は、孤独死も増加傾向にあります。

兄弟共に独身のであっても一緒に住んでいない場合や一緒に住んでいたけれど先に誰かが亡くなってしまった場合、孤独死は避けて通れない問題なのです。

実際に孤独死をした場合の課題としては、

「DNA鑑定」や「遺体引き取り」をはじめ「家の整理や処分」「賃貸物件の損害賠償問題」「借金や財産調査の必要性」「相続放棄の検討」などがあります。

③遺産相続

兄弟で独身の場合、老後に起きる心配事の3つ目は「遺産相続」です。

遺産相続は、配偶者や子供がいる場合、手続きは比較的スムーズに進みます。

しかし、独身の兄弟の場合遺産相続も難しい課題があります。

相続人の兄弟も高齢

年が離れた兄弟であれば別ですが、基本的に兄弟の年齢差は近いことが多いでしょう。

つまり、兄弟の誰かが亡くなった時、相続人に該当する兄弟も高齢であることが多いのです。

相続手続きや遺産分与など高齢の兄弟が手続きをしていかなければいけない場合や兄弟が既に亡くなっている場合もあります。

相続把握が難しい

配偶者や子供がいる場合は、亡くなった方の相続財産をある程度把握しておくことができます。

しかし、兄弟に相続財産を知らせておくことは少なく、残された人は「相続財産調査」からはじめていかなければなりません。

兄弟で独身の場合、老後の心配事を減らすためには「遺言書」を書くべき

兄弟で独身の場合、早いうちから遺言書を書くことで心配事を減らすことができます。

特に遺産相続では、遺言書を残すことで財産相続先を確定させてトラブルを減らすことができます。

また、遺言書を残す際は、自筆ではなく公証人が作成する「公正証書」で残すようにしましょう。

まとめ

兄弟で独身の場合、老後に起きる心配事として「介護」「孤独死」「遺産相続」が挙げられます。

これらの心配事を減らすためにも早いうちに遺言書を残すことを検討することをおススメします。