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キッチンの排水溝はカビだらけでトイレ以上に汚れているって本当?

キッチンの排水溝は、掃除をしてもすぐに汚れてしまう場所です。

しかもその細菌の数はトイレ以上という事実。

料理をする場所に細菌がたくさんいるのは、イヤですよね…。

そこで、キッチンの排水溝はなぜカビだらけになるのか?カビはどのようにして掃除すればよいのか解説していきたいと思います。

キッチンの排水に溝はカビだらけの理由

まずは、なぜキッチンの排水溝にカビが生えるのかをカビが生える条件と合わせて解説していきたいと思います。

湿度が高い

カビには、白カビや黒カビなどいくつかの種類があります。

多くのカビは、湿度が65%以上を好みます。

キッチンやお風呂場に生えているのは、カビの中でも「黒カビ」と呼ばれ、湿度が90%以上の場所を好むカビです。

「酵素」と「酸素」

カビは、生きるために細胞を働かせる「酵素」と空気中の「酸素」を必要とします。

酵素と酸素は、人が生きる上でも必要なものであるため、人が生きられる場所であればカビも生きることができるのです。

栄養

カビは、人が栄養にできないビニールやプラスチックでさえも栄養にすることができるため、生きる力がとても強いです。

なので、どれだけ掃除しても発生してしまうのです。

キッチンの排水溝のカビに効果的な掃除方法は?

では、キッチンの排水溝のカビはどのように掃除をすればよいのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

乾燥させる

まず、キッチンで発生する黒カビは湿度が高いことを好むとお伝えしました。

つまり、キッチンを使用した後に排水溝を掃除して乾燥させることでカビの発生を抑えることができます。

泡ハイターで除去する

毎日、排水溝を掃除する時間や手間が面倒な方は、泡ハイターを使ってできてしまったカビを除去するのがおススメです。

泡ハイターを黒カビにつけるだけです。

しかし、何プッシュも排水溝に向かってつけるのが面倒という方は、ゴム手袋をして、そのゴム手袋に泡ハイターを出してください。

そして、排水溝に塗りこむように泡ハイターをつけていきます。

また、歯ブラシを使用すると細かな部分にも泡が行き渡ります。

その後は、20分程度放置して洗い流せばスッキリ、カビが無くなります。

ただし、ハイターなどの塩素系漂白剤は使用時に気をつけるべき点があります。

換気をする

泡ハイターなどの塩素系漂白剤は、においがきつく気分が悪くなることがあるので、使用時は換気をするようにしましょう。

酸素系漂白剤と混ぜない

塩素系の漂白剤は、酸素系漂白剤と混ざると有害なガスが発生してしまい、体に悪影響を与えることがあります。混ざらないように酸素系漂白剤を置いている方は移動しておくと良いでしょう。

肌につけない

塩素系漂白剤は、カビを簡単に除去することができると同時に人の皮膚にも強力です。

皮膚につくと、肌のたんぱく質を溶かしてしまい火傷を起こしてしまうこともあります。

使用時は、ゴム手袋をつけ肌につかないよう十分に注意しましょう。

重曹とお酢で除去する

塩素系のにおいや漂白力の強さが気になる方は、重曹とお酢でカビを除去する方法がおススメです。

まず、重曹を排水溝にたっぷりふりかけます。

そして、重曹の半量のお酢を少し温め排水溝にかけます。

しばらくすると泡が経ち始めるので20分程放置しましょう。

するとカビが浮いてくるので、40度ほどのぬるま湯で流しましょう。

この時、熱いお湯を使用すると排水溝が痛んでしまうのでぬるま湯で流すことがポイントです。

排水溝にカビを生えにくくする日常のお手入れ

カビは、少しでも残っているとどんどん栄養を集め増殖していきます。

そうならないために毎日のお手入れも効果的です。

アルミホイルでカビを殺菌・抗菌

アルミホイルをボールのように丸めて、排水溝のゴミ受けに入れておくとアルミホイルがもつ金属イオンがカビなどの雑菌を殺菌してくれます。

アルミホイル以外だと10円玉でも同じ効果が期待できます。

また、アルミホイルがもつ金属イオンの働きを活かし、毎日のお手入れとして割りばしにアルミホイルを巻いて排水溝を掃除すると汚れの除去と同時にカビの栄養素を減らし、抗菌することもできます。

液体ハイターで漬け置きする

3日に1度くらい、液体ハイターを水に溶かし排水溝を漬け置きすることもおススメです。

3日に1度のペースですることで、カビが生えにくくなり毎日キレイな排水溝を保つことができます。

まとめ

キッチンの排水溝は何もしなければカビだらけです。

しかし、毎日のお手入れでカビの発生・繁殖を抑えることができます。

キッチンは、料理をする場所なのでできる限り清潔な場所を保ちたいですよね。

泡や液体ハイターを使用したカビ対策・アルミホイルを使用したカビ対策など、ぜひ参考にしてくださいね。