「自宅でも淹れたての美味しいコーヒーを飲みたい!」とドリップコーヒーにチャレンジしたものの、うまくお湯が落ちないなど困ったことはありませんか?
実は、ドリップコーヒーで上手くお湯が落ちない理由は5つあります。
今回は、5つの理由とそれらの解決策をご紹介したいと思います。
ドリップコーヒーで上手くお湯が落ちない理由
ドリップコーヒーで上手くお湯が落ちない理由は5つあります。
詳しく見ていきましょう。
コーヒーの粉が細かい
ドリップコーヒーが落ちない主な原因は、コーヒーの粉が細か過ぎることです。
コーヒーの粉が細か過ぎると、フィルター内がお湯でいっぱいになってしまい、蒸らした時のふくらみがうまくいきません。
そして、ふくらみが崩れると後味がすっきりしないコーヒーにもなってしまいます。
また、「濃いコーヒーが飲みたいから」と粉を細かく挽き過ぎるのはフィルターの目詰まりの原因にもなります。
コーヒーの粉が粗い
コーヒーの粉は粗過ぎても、上手くコーヒーは落ちません。
コーヒー粉が粗い場合、コーヒーとお湯が蒸れることなくお湯のみ落ちていくので薄くて美味しくないコーヒーになってしまいます。
ドリッパーが目詰まりしている
ペーパーレスドリッパーを使っている場合は、コーヒーの油と細かなコーヒーの微粉が固まって、ドリッパーが目詰まりを起こしている可能性もあります。
毎日、お手入れしていても目に見えないコーヒーの油が残っていることは多いものです。
ドリッパーの種類
使っているドリッパーによって、コーヒーの落ち方が異なります。
ドリッパーの穴は1つのものから3つあるものなど、種類があります。
そのため、同じ粉を使っていても落ちる速度が異なってくるのです。
コーヒーミルで挽いた豆の微粉が入っている
コーヒーミルでコーヒー豆を挽くと多少の微粉が混じることがあります。
適切な粗さに挽いていても細かなコーヒーの粉が原因で、ドリッパーやフィルターの目詰まりを起こしてしまう可能性があります。
ドリップコーヒーで上手くお湯が落ちないときの解決策
次に上手くドリップコーヒーが落ちない解決策をご紹介したいと思います。
中挽きにする
コーヒー豆は、細か過ぎても粗過ぎてもうまくコーヒーが落ちないと解説しました。
その場合には、まず「中挽き」で挽いてみてください。
そして、コーヒーの落ちが遅いならもっと粗めに、落ちが速いようならもっと細かめに調節すると良いですよ。
ドリッパーのお手入れ
ドリッパーは、毎日お手入れしていても目に見えないコーヒーの油が残っていることも多いです。
丁寧に水洗いする
まず、使い終わったらその都度丁寧に水洗いしましょう。
目詰まりして時間が経っていなければ、水洗いでも十分に詰まりを落とせます。
また、ブラシを使って付着している微粉も水で洗い流しましょう。
湯せんにかける
コーヒーの油や微粉が残っていると水洗いしただけでは落ちません。
油を浮かせるために、一度湯せんにかけると汚れが落ちやすくなります。
湯せんにかけたあとは、お湯の濁りがなくなるまで洗い流しましょう。
ドリッパーの種類を把握する
ドリッパーの種類によってもコーヒーの落ち方は異なります。
お持ちのドリッパーの穴の数を把握し、それにあった粉の細かさを選ぶのも一つの方法です。
一度ふるいにかける
コーヒーミルでコーヒー豆を挽くと多少の微粉が混じることがあるので、挽いた後に一度ふるいにかけて余分な粉を振り落とすと良いですよ。
お湯の量を調節する
また、コーヒーの入れ方で重要なことの一つに、「お湯の量」があります。
まず、コーヒーを淹れる際は、コーヒーの粉の上にお湯を乗せるように、お湯を注ぎます。
そして、20秒から30秒ほど蒸らした後に、「のの字」を描くようにゆっくりとお湯を回し淹れます。
カップ一杯分を入れるのにかかる時間を3分から4分程度を目安にして淹れるようにしましょう。
まとめ
ドリップコーヒーで上手くお湯が落ちない理由は5つあるということが分かりました。
ドリップコーヒーで上手くお湯が落ちないと美味しくないコーヒーができてしまいます。
ぜっかくのコーヒータイムを楽しむためにも「豆の挽き具合」や「ドリッパーのお手入れ」など気を付けてみてくださいね。