少子高齢化の現代社会では、独身の兄弟で一緒に暮らす人たちが増えてきています。
そこで、独身兄弟が一緒に暮らすメリットやデメリット、決めておくべきルールなどを解説していきたいと思います。
独身兄弟で一緒に暮らすメリット
では、早速独身兄弟で一緒に暮らすメリットを見ていきましょう。
安心感がある
独身兄弟で一緒に暮らす一番のメリットは安心感でしょう。
幼い頃から一緒に育ってきた兄や弟が近くにいてくれることはとても心強いことです。
両親としても息子たちが一緒に居てくれる方がバラバラに暮らしているよりも安心でしょう。
費用を抑えられる
独身兄弟で一緒に暮らすメリットの2つ目は、2人で生活することで費用を抑えられることです。
例えば、家賃や光熱費・食費などが抑えることができます。
独身兄弟で一緒に暮らすデメリット
しかし、独身兄弟で一緒に暮らすことにはデメリットもあります。
特に兄弟だからこそのストレスではないでしょうか。
恋人との同姓や友人とのシェアハウスとは異なり、兄弟だからこそストレスに感じる部分が多く出てくるのです。
兄弟間のストレスを減らすポイント
では、独身兄弟で一緒に暮らすためにストレスを減らすポイントは何なのかと言うと「お互いの個室がある間取りを選ぶこと」と「ルールを作って守ること」です。
例え兄弟であっても自分の生活やプライバシーは保ちたいと考える人がほとんどで、家族団らんのような空間があったとしてもそれぞれの部屋がある間取りを選ぶことがポイントです。
また、ルールを作って守ることもストレスを減らして共同生活を送るポイントです。
どのようなルールがあると良いのか見ていきましょう。
変動費用の負担
家賃や駐車場代などは、毎月固定なのでお互いに支払う金額を決めやすいのですが、電気代やガス代・水道代・ガソリン代など毎月変動する費用の負担は使った分を支払うのか半額ずつ支払うのか決めておくことがポイントです。
役割分担を決める
「食事を作る人」などの役割を決めておくこともポイントです。
食事以外にも「掃除をする人」「洗濯をする人」「ゴミを出す人」「買い物に行く人や曜日」など得意分野で分けたり仕事の時間で決めると良いでしょう。
また、それぞれの負担が偏っていないかも定期的に話し合うことが重要です。
一緒に暮らす前にルールを決めていても生活をする上で負担が偏ってくることがあります。
そのようなことに気づいた時や定期的に不満点を話し合うようにしましょう。
お互いの部屋には勝手に入らない
子どもの頃は同じ部屋で過ごせても大人になると兄弟でも知られたくないこともあります。
また、仕事の書類や外部に漏れてはいけない情報があることもあります。
お互いの部屋には勝手に入らないということは、大人としても最低限のマナーではないでしょうか。
干渉し過ぎない
「部屋には勝手に入らない」と同じように兄弟でも干渉し過ぎるのはストレスが溜まります。
友人を相手にするように人の生活に必要以上の口出しはしないことが無難です。
お互いの意思や立場を尊重し合い、適度な関係を保つようにしましょう。
まとめ
独身兄弟で一緒に暮らすことは、安心感があったり費用を抑えられるなどのメリットがある反面、きちんとルールを決めておかなければストレスが溜まりやすい環境です。
兄弟であってもプライバシーを守り干渉し過ぎない関係を保てることが上手くいく秘訣ですね。